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投資・ビジネス・ギャンブルで失敗を起こす6種類の人間心理

 

投資・ビジネス・ギャンブルで失敗を引き起こす、警戒するべき人間心理・心理傾向を解説します。

 

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投資・ビジネス・ギャンブルで失敗を引き起こす、主な人間心理

特に危険度が高いため、常時警戒するべきもの

損失回避性(損失回避をしたいがあまりに危険な行為をしやすくなる)

  • 利益が発生している状況では、人は賭け・ギャンブルに走らずに、堅実に利益を確定させる心理的傾向がある
  • 損失が発生している状況では、おとなしく損失を確定させてコツコツと損失を埋めるという堅実な選択が難しくなり、
    楽に損失分を取り戻そうと危険な一発逆転行為をしようとしたり、メンタルのダメージが増大しすぎて損失を直視できずに現実逃避しやすくなる心理傾向がある

    • 本項目の心理傾向は「プロスペクト理論」という行動経済学での理論で体系化されており、株式投資やFXや暗号資産の分野ではかなり有名な理論
    • 本項目の損失回避性という心理傾向は、本記事で解説している各心理傾向の中で最も危険であるため、最大の警戒を向けるべき

 

損失回避性の、投資における具体例
株式投資で、保有している銘柄の株価が日々どんどん下がっているという状況で、
・多額の含み損という現実を直視できなくなり、何年間も塩漬けにしてしまう
・損切りして多額の損失が出たので、その損失を短時間で回復させようと、危険な一発逆転行為(暴落している銘柄を全力購入して、底値から急反発して大もうけすることに賭けるなど)に走ってしまう
などをしてしまう。




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正常性バイアス(危機が起こっても「自分だけは助かる」と思い込む心理)

  • 非常に悪い異変・異常が起こった際に、「大したことではない」「騒ぐようなことではない」と思い込み、危険を過小評価してしまう人間心理
    • 上記に加えて、正常性バイアスによって「自分だけは大丈夫」「他の人達はダメでも、自分だけは助かる」と無根拠に思い込みやすい
    • 正常性バイアスは、投資・ギャンブル・ビジネスでの危機的局面以外でも、
      「津波」「地震」「火砕流」といった自然災害時でも発動するため、自然災害時には特に正常性バイアスの存在を意識するべき

 

正常性バイアスの、ギャンブルにおける具体例
パチンコや競馬などのギャンブルで、すでに大金を溶かしている危機的状況なのに、
正常性バイアスのせいで「これくらい、大した問題ではない」と無根拠に安心しようとし、ギャンブルから撤退しようとしない。




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自信過剰バイアス(自身の能力・判断を無意識に過信してしまうこと)

  • 自分の能力
  • 自身が下した判断
    • 人間はこれらを、無根拠・無意識に「優れている」「正しい」と認識しやすい心理傾向がある
    • 自信過剰バイアスは、幅広い状況において失敗を引き起こす大きな要因であるため、非常に危険
      (特に、起業や投資などの大きなリスクを負った状況で、自信過剰バイアスのせいで地獄を見やすくなる)

 

自信過剰バイアスの、ビジネスにおける具体例
自身の起業プランを「必ず上手く行く」と過信し、自信満々の状態で会社を立ち上げたが、
第三者からすれば穴だらけのプランであったため、(この事実に、自信過剰バイアスのせいで気づけない)
すぐに会社が倒産してしまって多額の負債を抱えてしまった。




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それほど危険度は高くないものの、警戒対象として必ず覚えておくべき

保有効果(自身が保有しているモノを過度に信頼してしまうこと)

  • 自身が保有しているモノ(株式や、自分で立ち上げた会社など)に高い価値があり、逆境でも負けはしないと、過度に信頼してしまう心理傾向
    • 「保有効果」のせいで、第三者からすればすぐにでも損切り・手放すべきモノであってもかたくなに価値・強さを信頼し続けてしまう

 

 

 

 

現状維持バイアス(変化させることよりも現状維持を優先すること)

  • 変化させること(自分の手で状況を大きく変えること)を嫌い、現状維持を優先させるという本項目の心理傾向のせいで、
    危険の前兆を自分の目で確認できているのに対応できず、逃げ遅れたり損害が拡大しやすくなる




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アンカリング効果(断片的情報に意識を引きずられて判断を誤りやすくなる)

  • 人間は「情報が十分に出そろっていない状況下」で、自身が最初に見た『断片的な特徴』『傾向の一部』などに過度に意識を引きずられ、そのせいで判断を誤りやすくなる、という心理傾向
    • たとえば、直近の株価の変動しか見ていない場合、「過去3日で30%も株価が上昇したからきっと今が頭打ち状態だ」とアンカリング効果のせいで錯覚し、今の時点で空売りを仕掛けやすくなる
      • 年単位での株価の変動という視点では、実は30%の上昇時点でも過去最高値までにはまだまだ遠く、
        30%を超えてさらに上昇していったので、結果的に空売りは大間違いで大損してしまった、という結果

 

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