宝くじで高額当選して、その後に人間関係や金銭感覚が壊滅した人達の話を調査したので、分かったことを報告します。
宝くじに当たると高確率で人間関係と金銭感覚が壊れる
家族内や親戚間でお金のトラブルが発生し続ける
高額の宝くじに当選すると、家族が「お金が欲しい」とねだることはもちろん、遠い親戚までもが「お金を分けて欲しい」と電話をしてきたり、家を直接訪問するようになってくる。
そのせいで、家庭内での雰囲気がギスギスし始めたり、親戚間での人間関係が悪化することが極めて多い。
家族や親戚以外にも、友人に次々と「お金を貸して欲しい」「美味しいものでもおごってほしい」と詰め寄られ、友達を失ったり人間不信におちいることも多々あります。
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どんどん浪費が加速する
急に大金を持つようになったので、普段の3倍や5倍も値段が高いような食事や衣服購入をしてしまう。
しかし、値段に正比例して満足度が上がるわけではないので、「もっと高いモノを買えば、もっと満足できる」と錯覚して、どんどん高い買い物をして、せっかくの当選金が消えて無くなってしまう。
かっこうの商売のカモにされる
宝くじに高額当選すれば、必ずどこかから情報がもれて、業者から投資信託の誘いの電話がかかってきたり、マンション購入の誘いの電話などがかかってくるようになる。急に大金を得たことで舞い上がっていると、これらの勧誘に応じて、どんどん散財してしまうようになる。
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高級宝石店などで買い物をすると店からのインビテーション(招待状や商品の案内状)がじきじきに届くようになり、高級バーではVIPルームにも案内されるようになる。
これらの特別待遇が病みつきになってしまい、散財を続けるうちに当選金を使い果たしてしまう。
宝くじは、あらゆるギャンブルの中でも最も割に合わない
- 宝くじの控除率:約53%
- サッカーくじ(toto)の控除率:約50%
- 競馬、競輪、競艇の控除率:約25%
- パチンコの控除率:約15%
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ここでいう控除率(こうじょりつ)とは、ギャンブルの胴元に手数料として取られるお金を意味しています。
例えば、宝くじで100万円の売り上げがあれば、その53%である53万円が宝くじの運営元である都道府県・政令指定都市に取られ、残りの47%の47万円を宝くじ当選者達が分け合う、という仕組みになっています。
参考:宝くじの売上金の使途
宝くじの控除率の高さは、あらゆるギャンブルの中でもトップクラスに高く、買えば買うほど宝くじの発行元が儲かるという、買った方が不利になる構造になっています。
宝くじを発行する目的は、その都道府県・政令指定都市の政治的活動資金を得るためですから、宝くじの控除金=税金ということになります。
このような事実から、「宝くじは貧者の税金」「宝くじは愚か者に課せられる税金」などと呼ばれるのです。
宝くじの当選確率は非常に低い
当選金額が100万円という、年収に近いレベルで、ある程度現実的な当選金でさえ、確率は10万分の1と、非常に低い確率です。
宝くじというと、街のいたるところで購入でき、しかも競馬や競艇やパチンコよりもクリーンなイメージがあるので、普段はギャンブルをしない人達も「夢を買う」という動機で購入します。
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そのせいで、当選の競争倍率が極端に高くなってしまいます。
お金の運用能力に関する興味深い言葉
運良く大金を手にしても、散財してしまって結局手元に残らず貧乏に逆戻りする。
たった1ヶ月で1千万超えの車を買い、その後も1500万円のマンションを買い、服やアクセサリーを1000万円分以上購入し、当選した半年後には貯金が100万円以下。
高額当選に舞い上がってお金の使い道を誤った典型例。
億単位のお金を当たり前に運用できてその利益で遊んで暮らせる人から、
たった100万円でも無理であっという間に使い果たしてしまう人まで、能力差が激しい。
宝くじの販売は犯罪行為とすら思えることがある。
宝くじの販売って、国が税金を集める目的だし。
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