お金持ち達が、お金をたくさん持っているお金持ち状態でい続ける理由を調査したので、分かったことを報告します。
お金持ちは「資産」をもっているからお金持ち
お金持ちがお金持ちでい続けられる理由は、「資産」を持っているためです。
お金持ちは人一倍働くからお金持ちであるわけではなく、「資産」の効力でお金持ちでいられるのです。
資産の例は、
- 企業の株式
- 国債・地方債・社債のような債券
- ETF
- レンタル用の土地
- レンタル用のアパートやマンション
これらは、定期的に配当金がもらえたり、将来的に値上がりするので売却することで利益を得られます。
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1000万円の現金で株式を購入し、株価の上昇や、株主への配当金などによって、年利5%で上手く運用できたとします。
すると、1000万円分の株式を保有したまま、50万円のお金を稼げることになります。(株での利益にかかる税金は利益額の約20%ですが、ここでは単純化して解説しています)
お金持ちは、自分が働く代わりに、お金(正確には、お金で購入した株式やETF)や土地や建物に働いてもらうことで不労所得を獲得し、お金持ちでい続けられるのです。
「資産」と「負債」の違い
- 資産:あなたのポケットにお金を入れてくれるもの
- 負債:あなたのポケットからお金を取っていくもの
資産とは、「企業の株式」「国債・地方債・社債のような債券」「ETF」のように配当金や株価の上昇によって、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの。
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その一方、負債とは、あなたのポケットからお金を取っていくもの。意外なことに、「持ち家」「車」「家の土地」などは、負債に該当します。
持ち家であれば、火災保険・地震保険が必要になるので定期的にお金が出て行ってしまい、また家の修繕費用や十数年ごとのリフォーム費用も必要になってきます。
車であれば、各種保険、ガソリン代、各種税金、定期的な車検費用が出て行ってしまいます。
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家の土地であれば、定期的に固定資産税が出て行ってしまいます。
お金持ちになるには、なるべく多くの資産を保有して、なるべく負債を抱え込まないようにしていくのが最も大事です。
資産1億円が「お金持ちの入り口」
- どのような時代であっても、資産運用によって年利3.5%はなんとか確保できるので、1億円を資産運用することで少なくとも年収350万円(税引き前)を得られる
- 銀行のような金融機関、富裕層向けのビジネスをしている関係者の間では、「1億円」以上を持っているか持っていないかが富裕層とそうでない人との境界線だと言われている
伝統的なお金持ちと言えば、先祖伝来の「土地」を持っている人です。需要が高い場所の土地を保有している人は、その土地を他者へ貸し出すことで多額のレンタル料が得られるので、働かずにお金持ちでい続けられます。
小金持ちは、大企業勤務や公務員の仕事を何十年も続け、これまでの貯金・親からの遺産相続で金融資産が1億円を超えるほどになった人を指します。
自分が土地持ちであるかどうかは生まれた家庭という運に左右されますが、小金持ちになら努力の継続と工夫次第で到達することができそうです。
お金持ちになるには、効率的に稼げる投資行為が不可欠
経済格差の本質を暴いた書籍であることで有名な「21世紀の資本」の著者にして経済学者のトマ・ピケティ氏は、いつの時代でも資産の収益率(r)が所得の伸び(g)を上回っており、
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「r>g」
という単純にして重大な事実を突き止めました。
投資によって資産が増加するペース(これがrにあたる)は、労働による所得が増加するペース(これがgにあたる)を大幅に上回っていて、rが約4%、gが約1.5%なので大差があります。
r(1年に約4%増加)>g(1年に約1.5%増加)の状況がずっと続くので、資産家と労働者の経済格差は広がる一方なのです。
現在、世界各国で経済格差が起こっている原因は資産家達が投資を行っているからであり、このことは同時に、投資は労働よりも大幅に儲かる、という事実を示しています。
成功したいのなら、自分が働く事プラス、「お金に働いてもらう事」が必要になってきます。
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