漫画家・ライトノベル作家に共通する、安定性が全く無くてひどすぎる労働条件を解説します。
漫画家・ラノベ作家に共通する、あまりにひどい労働条件
出版社に飼い殺し状態にされて、ほぼ無収入の日々が長く続いてしまう
- 「新作」「次回作」のアイディアが担当編集者にOKしてもらえるまで、ずっと飼い殺し(その人が能力を発揮できるような仕事を与えないままに、ずっと雇っておくこと)にされてしまう
- この期間中は作品を雑誌掲載あるいは出版することができないため、(印税収入が無い場合は)無収入状態を強いられる
- 漫画やライトノベルの新人賞を受賞できたことは「担当編集者に、新作案を見せることができるようになったこと」でしかなく、受賞後に飼い殺し状態にされる作家が大量にいるのが実情
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2巻目を出すことが難しすぎる
- なんとか1巻目までを出版するも、売上不振のせいでそこで作品打ち切りとなり、2巻目が出せない
- 漫画の場合、ある程度以上の人気が出ないと「採算が取れないので、雑誌に掲載した分を単行本にできない」と出版社側に告げられ、連載を打ち切られたうえに1巻目すら出せない場合も多々ある
- さらには、これまで出版されていた巻が売れなくなってくると「絶版(書物の原版を廃して、以後重版をしないこと)」にされ、印税収入さえも途絶えることになってしまう
数回の打ち切りが連続すると、出版社から見捨てられる
- 打ち切り(人気や売上が不振であるせいで、連載を中止させられること)が数回続くと、出版社側から「この作家は、見込みなし」と判断されて、解雇に近い処分を受ける
- 今まで組んでいた出版社との出版契約を解約される(これが最悪の処分、作家はまた他の出版社の新人賞への投稿から再スタート)
- 出版社側から干される(担当編集者からの扱いがあからさまに適当になり、編集者からの連絡頻度が激減する)
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世の中の多くの人達が漫画家・ラノベ作家を目指してしまう理由
「その職業のうわべだけを見た、あこがれ」で、その職業を目指してしまう
- 自身の作品が「漫画雑誌で連載される」「単行本として出版される」など、多くの人達の目に触れるようになる(自身の仕事が、社会に大きな影響を及ぼすことができること)
- 印税を得ることで、不労所得生活を送れるようになること
- 「自身の好きなことを、仕事にしていること」という、就職における理想的な状況
- 上記のリストのような、漫画家・ライトノベル作家の良い側面だけを見て、その職業を目指してしまう
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「広い意味で、夢見がちな性格」であるせいで、その職業を目指してしまう
- 夢見がちな性格であり、自身の理想・目標に固執しやすく、現実との折り合いが付けづらい性格をしている
- 社会不適合気質を備えており、現実的な判断・行動を取ることが難しいほか、現実的な就職からの逃避目的でオタク方面の仕事を目指してしまう
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