起業(会社を立ち上げるタイプの起業)に失敗した人の、主な末路を解説します。
起業に失敗して会社が倒産した人の、主な3つの末路
1「金銭面で、大ダメージを受ける」
事前に用意していた資本金が、ほぼゼロになってしまう
- 事業のために用意していた100万円単位の資本金(たいてい、サラリーマン時代に貯めていたお金)をほぼ全部使い切ってしまい、多くの場合でプライベートの貯蓄もゼロ近くになってしまう
- ただし、以下の借金を背負う場合よりは、はるかにマシ
多額の借金が残り、借金の返済に追われる人生へ突入
- 銀行
- 信頼して、個人的に融資をしてくれた人
- 上記のリストのような対象から借り入れたお金が、起業に失敗して全部溶けてしまったため、借入金の返済のために「どこかの企業に就職して、サラリーマンとして出直し」といった状況になりやすい
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2「自殺する」
- 「起業に失敗して多額の負債(返済を終えるのに計算上で十数年かかったり、増え続ける利息を払うだけの状況になってしまって借金の元金が全然減らないような金額の負債)を背負い、人生に悲観して自殺する」という末路は、起業という行為にまつわる危険の1つとして、決して珍しくない(この末路はひんぱんに実現する)
- この事情により、生半可な覚悟では絶対に起業という行為に手を付けてはいけない
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3「全てにおいてやる気を無くし、なかば廃人化する」
- 起業のために年月をかけて用意した運転資金や、個人的な貯蓄が、ほとんど消えてしまったこと
- 長年かけて描いてきた会社経営の構想・自身の夢が、現実に打ち砕かれたこと
- 自分で興した会社が倒産する課程で、仲間割れに苦しんだり、自分を信じて着いてきてくれた仲間達に大変な迷惑をかけてしまったこと
- たとえば、上記のリストのような経緯により、
「実家に帰って引きこもり状態になる」「頑張る気力が無くなって、起業とは無縁のフリーターのような状況になる」といったことになる
- たとえば、上記のリストのような経緯により、
参考:起業で失敗してしまう、主要な原因
事前に想定していたよりも、注文数・売上額などが大幅に低い
- 世の中へ向けて売り出した商品・サービスが、世間での反響がほとんど無くて、そのせいで企業の収益額が想定よりもはるかに低い
- いくら事前に市場調査を重ねていても、
「自社の商品・サービスが、どれだけ人々に受け入れられるか・同業他社にどれだけ対抗できるか」は、実際に商品・サービスを売り出さないと判明しないため、事前の想定を下回る場合がかなり多い
(現実は厳しいため、おうおうにして上手く行かない)
- いくら事前に市場調査を重ねていても、
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地代・人件費などがかさみ、そのせいで運転資金が枯渇する
- 地代(店舗やオフィスの賃貸料)
- 人件費(従業員の給与・社会保険料など)
- 主に上記の2点が、企業経営における鬼門とされている
- 地代・人件費・その他の諸経費が継続的に出ていくことに加えて、
本記事の「事前に想定していたよりも、注文数・売上額などが大幅に低い」の項目も重なってきた場合、倒産の危険性がはね上がる
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