トラックを運転して個人宛の荷物や製造業用の部品などを運送する「運送業」の評判や年収について調査したので、分かったことを報告します。
「トラック運送業ってどうなの?」へのネット上の意見
労働環境はかなりキツいと言わざるを得ないけれど、
採用の敷居は低い。
だから、経歴の空白期間が長いような人達の社会復帰用に重宝される仕事。
採用の敷居は低い。
だから、経歴の空白期間が長いような人達の社会復帰用に重宝される仕事。
トラック運転手が高給取りである場合が多いことの理由は、
・拘束時間が非常に長い
・交通事故に遭うリスクの高さ
このあたりの事情から来るものなんだよ。
・拘束時間が非常に長い
・交通事故に遭うリスクの高さ
このあたりの事情から来るものなんだよ。
ある程度以上の学歴・スキル・社会的地位をもつ人達は、
事故に遭ったり、事故で他人を殺傷して逮捕されたり、身体を酷使するような仕事なんかやりたくない。自分の身が可愛いから。
上記のようなリスクが高い仕事にしか就けない人は、労働市場におけるワケあり人材、ということ。
事故に遭ったり、事故で他人を殺傷して逮捕されたり、身体を酷使するような仕事なんかやりたくない。自分の身が可愛いから。
上記のようなリスクが高い仕事にしか就けない人は、労働市場におけるワケあり人材、ということ。
就職する敷居が低い仕事であることは事実だから、
ガラの悪い人もたくさんいるのが実状。
そのことをあらかじめ容認しておかないと、入ってからがキツい。
ガラの悪い人もたくさんいるのが実状。
そのことをあらかじめ容認しておかないと、入ってからがキツい。
先進国では、
実店舗で買い物するより、ネット通販を利用する方式が主流になってきている。
商品配送のために運送業の需要がますます高まるのは間違いない。
同時に、トラック運転手の負担もますます高くなるけれど…。
実店舗で買い物するより、ネット通販を利用する方式が主流になってきている。
商品配送のために運送業の需要がますます高まるのは間違いない。
同時に、トラック運転手の負担もますます高くなるけれど…。
「重い積荷を、トラック運転手自らが手作業で運ぶ作業」
が加わっているタイプは非常に危険。
重量のせいで腰を壊してしまうリスクが極めて高い。
腰を壊すと、トラック運転手はもちろん世の中のほとんどの仕事ができなくなってしまう。
が加わっているタイプは非常に危険。
重量のせいで腰を壊してしまうリスクが極めて高い。
腰を壊すと、トラック運転手はもちろん世の中のほとんどの仕事ができなくなってしまう。
現代でどんどん進化している、
AIによる車の自動運転で、トラック運転手は職を失う可能性が非常に高い。
将来性はやばいと言わざるを得ない。
AIによる車の自動運転で、トラック運転手は職を失う可能性が非常に高い。
将来性はやばいと言わざるを得ない。
ネット通販をメインに利用しているユーザー層や、
大量の商品を配送される店舗側には、感謝される仕事。
仕事はたしかに大変だけれど、みんなの役に立っている仕事だから。
大量の商品を配送される店舗側には、感謝される仕事。
仕事はたしかに大変だけれど、みんなの役に立っている仕事だから。
「リクナビNEXT」は、企業側からの採用オファーが次々と届き、厳選された優良企業の求人のみを掲載する、本ブログ推奨の転職サイトです。
\利用料無料/
リクナビNEXT公式サイト
トラック運送業の具体的な仕事内容
「小型トラック」を使った仕事内容
- 2トントラックを使用した配送が主流
- 地元の中小企業や個人宅への配送をするのが主流
「中型トラック」を使った仕事内容
- 4トントラックを使用した配送が主流
- 短~中距離配送が主流
- 中距離は県の端から端程度の距離を指す
- 製造業で使用する部品を運搬する
- さまざまな種類の荷物が混在している状況で配送することも多い
- タンクローリーで、化学薬品や液体燃料を地元に配送する
「大型トラック」を使った仕事内容
- 大型トラック(最大積載量が6.5トンのトラック)で配送をする
- 中~長距離配送が主流
- 長距離は全国各地を移動する程度の距離を指す
- 製造業用の部品・雑貨などに加え、冷凍品も運送する
- 大型トラックは車体が巨大なため運転が難しく、運送業の初心者には不向き
- 大型トラックでの運送の給与額は、小型トラック・中型トラックのそれよりも高額になりやすい
トラック運送業という仕事のメリット&デメリット
メリット
- 一人で運転している時間が圧倒的に長いため、対人関係が苦手な人向け
- 就職活動で企業側に求められるのは大型免許がメインで、職歴や学歴などは重要視されない場合が多い
- 「車の運転が上手くなる」「道に詳しくなる」といった私生活で役立つ能力が身につく
デメリット
- 毎日長時間運転することがデフォルトなので、他の職種よりも拘束時間がかなり長い
- 仕事内容が単調で、退屈しやすい
- トラックへの積荷の上げ下ろしなどで、腰やひざといった重要な部分を損傷しやすい
- 降雪・豪雨のような悪天候や、納品先で発生したトラブルにより、残業が発生しやすい(残業代は出ない場合が多々)
- 交通事故に遭ったり、自分が交通事故を起こして、大けがをしたり刑罰に服する可能性が決して低くないので、かなりリスクが高い仕事だと言える
トラック運送業の待遇
スポンサーリンク
トラック運転手の平均年収
- 平均年収は393万円
- 運送形態や、運転するトラックのサイズによって年収が異なってくる
- 中型トラック運転手の年収は450万円~550万円の範囲
- 大型トラック運転手の年収は450万円~650万円の範囲
- 長距離トラックドライバーの年収は400万円~750万円の範囲
賃金構造基本統計調査より
業種別での平均年収
- 「運送会社」に勤務するトラック運転手:380万円
- 「引っ越し会社」に勤務するトラック運転手:375万円
- 「宅配会社」に勤務するトラック運転手:370万円
- 「物流会社」に勤務するトラック運転手:390万円
運送業界は、将来性に数々の不安を抱えている
運送業界の将来性の不安
- 業界での高齢化がいちじるしく、高齢のトラック運転手が増えてきている
- 「仕事がキツい」「体力が要るキツい仕事のわりには給料がいうほど高くない」「交通事故のリスクが高い」といった運送業界のブラックな実態がネットの口コミを介して公開されてしまっているため、若い人達が運送業界を忌避してしまって入って来ない
- ネット通販の消費規模が拡大しているので運送業界にたくさんの仕事が任されることになるが、同時にトラック運転手達がさらなる激務に追い込まれることになる
- 「AIによって車が自動運転され、配送先まで自動で車が移動する」という未来が実現する可能性が高く、そのせいでトラック運転手は職を失うことになってしまう
- 「顧客へ配送する荷物を自動空輸するドローン」などの開発も進んでおり、運送業界の競合相手達が着実に成長してきている
- 仮に、「Amazon」のような消費者達から大人気を博す大手ネット通販企業が、既存の配送業者を通さない独自の配送網を構築してしまった場合、日本の下請け企業に配送仕事が回ってこなくなり倒産する危険性が高くなる
スポンサーリンク
PR:本ブログ推奨の、有効な転職サイト
コメント