ストレス過多のせいで髪が抜けまくったり、不眠、うつ症状などを引き起こすという「ストレスを多く受けるので危険な種類の仕事」について調査したので分かったことを報告します。
感情を封じる事が超ストレス「介護職」
- 常に人手不足状態で、個々の職員への負担が大きい
- 施設利用者達から暴力・罵倒をひんぱんに受けるうえに、耐えるしかない
- 施設利用者を抱き起こしたりするなど、足腰への負担が大きい重労働
- 収入が少ない
- ストレスを抱えた職員ばかりで、職員同士の人間関係が陰湿
- 嫌な事があっても、それを表に出さないように感情を制御することは、精神的な消耗が激しい
生徒から見てもなりたくないと思うほど「教師」
- テスト問題の作成・テストの答案の採点・次の日の授業の準備・部活動の顧問など、時間外労働が非常に多い
- 授業中に生徒達が勝手に行動している「学級崩壊」に直面しやすい
- 生徒から罵倒される・小馬鹿にされるなど、対人ストレスが大きい
- 保護者達から無茶な要求・クレームを突きつけられることが非常に多い
もともとやることが多すぎることに加え、生徒一人一人の個性や事情が違うこと・ある親の要求を実現させたら新しい問題が発生するという「あちらを立てればこちらが立たず」という仕事状況で働くので、教師のストレス・うつ病などによる退職率はそうとうに高いようです。
寿命をむしばむ労働条件「IT関係」
- 納期は決まっているのにクライアントからの仕様変更の要求が何度も起こるせいで、長時間残業・徹夜(=デスマーチ)が常態化している
- クライアントからクレームが届いたり、その会社の責任で運用しているシステムでトラブルが起こると、夜中でも仕事をし続けなければならない
- プログラムのコードを少しでも書き間違うと、プログラムが動かない・バグが発生するなど、仕事そのものが非常に神経を使う
- 慢性的な人手不足状態のせいで、個々の社員への負担が大きい
- 日光が入らない社内での長時間のデスクワークのせいで、安心感をもたらす神経伝達物質・セロトニンが合成されにくくなったり、自律神経失調症にかかりやすくなる
- IT業界は技術革新速度が非常に速いので、常に自主学習を強いられたり、頑張って修得した技術がすぐに時代遅れになってしまう

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お国のためとはいえこの就労環境は…「自衛隊」
- 心身に過酷な負担がかかる訓練が多いため、心が疲弊しがちになる
- 連日の訓練のせいで肉体疲労が蓄積すると、ショックな出来事による精神ダメージが2倍3倍と大きくなり、そのダメージが回復するのにも長い時間がかかるようになるので、心身へのダメージの蓄積でうつ状態になってしまう
- 上官や同僚から体罰・暴力のようないじめを受けがち
- 震災での救援活動などで、人の死に大量に触れることでトラウマを抱えるようになる
- 過酷な労働環境から、自衛隊員の自殺率が高いことで知られている
奉仕色の強い職は特に危険「ソーシャルワーカー」
- 貧困や病苦や児童虐待といった問題を抱える人達と接するので、メンタルが傷つく
- 収入が低い
- 「困っている人達の力になってあげたい」という思いで仕事をするも、上手く行かないこともあり、自分を責めてしまう
「ソーシャルワーカー」とは、社会福祉事業にたずさわる人全般を指す言葉です。
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色々な理由で生活に困窮している人達を相手にするので、悲惨な現実を目の当たりにしたり、力が及ばずに救ってあげられなかったりで、心身への負担が大きい仕事です。
その他、かなりのストレスがたまる危険な職業
警察官
完全な縦割り社会で上下関係が厳しく、しかも各種のせい惨な事件と向き合う。人の死にも多く直面する。
消防士
火事の鎮火・人命救助の業務が非常に危険。
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タクシー運転手
運転手を見下す客や、お酒に酔った客などを乗せなければならない。
飲食業
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長時間労働が常態化し、しかも客のクレーム・罵倒を受けることも当たり前になっている。
コールセンターのオペレーター
クレーム処理が主な仕事なので、ブチ切れた客達を相手にし続けなければならない。
医療従事者
医師・看護師など。長時間の労働が常態化し、そのうえ患者の命を預かるので責任重大。人の死と病苦に直面するため、心労が非常に大きい。
営業職
契約を獲得するために頭を下げつつアプローチを仕掛けるが、断られたり罵倒されることがデフォルト。
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金融系
銀行員や証券マンや生命保険会社勤めなど。ノルマの量があまりにも過酷。
建設業
過酷な肉体労働はもちろんのこと、サービス残業や休日出勤が常態化している。
企業の管理職
責任重大で、上役と部下との間に板挟みになる。
総括すると「対人関係メインの仕事」はストレス度が高い
仕事によるストレスのほとんどは「人間関係」によるものだと言われていますが、全業務内容に占める人間関係の割合が高い、対人系の職業はやはりストレス度が高い傾向にあります。
ストレスの発生原因は主に「自分の思ったように物事が運ばない」ことにあります。
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目の前にある小さなコップを右に10cm程度動かす…といった対物の作業は、物が思いどおりに動かせないということがほぼ無いのでストレスがあまり生じませんが、
「○○○を明日までにやっておいて」と他人に頼んでも、頼んだ人がやる気にとぼしくてこちらの思い通りに作業してくれない・仕事の出来がこちらの思っていたものと違う、などと熱意の温度差や意識の差などから「自分の思ったように物事が運ばない」という事が非常に起こりやすく、対人の作業は原理上ストレスを生みやすいということになります。
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