アルバイト達や店長といった働き手の視点からの、コンビニの仕事の裏事情を調査したので、分かったことを報告します。
コンビニの仕事はやることが多い
- 通常商品のレジ対応
- 調理器具を使って揚げ物やおでんを作り続ける
- 商品を棚に陳列する
- 宅急便の手配
- 公共料金支払いの処理
- コーヒーマシン・フライヤー・おでんの器具などを毎日洗う
- 商品の発注
- 商品の廃棄
- 商品が運ばれてきたら、数が合っているかのチェック
- トイレ掃除や床掃きなどの店内清掃
- キャンペーン用の垂れ幕の設置・撤去
- 売れ残った雑誌や本の返本作業 など
コンビニ店経営で特に大変な3つのこと
1.バイト要員が集まらない
ネット上の書き込みやSNSでの口コミで「コンビニのバイトは、覚えること・やることが多すぎて、とても割に合わない」という事実が露呈したので、そのせいでみんながコンビニバイトを避ける。
2.薄利で多種多様な業務をやらなくてはならない
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宅配便の荷物受け取り・公共料金の支払い・チケット発券など、コンビニでは多岐に渡る業務を代行するが、コンビニ側の利益は1件につき数十円程度。
薄利なのに、決してミスが許されない業務なので割に合わない。
3.賞味期限切れ商品の廃棄で大損
おむすび・パン・弁当のような賞味期限が短い食品を多数扱うので、それらが売れ残ったまま賞味期限切れになると大量廃棄することになる。
店側の金銭負担は、原価の80パーセント以上となり、常に経営を圧迫するリスク商品ということになる。
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そのほかの大変なこと
- 覚える事の種類が多すぎて自分も混乱するしバイトの教育も難しい
- 食品の原価高騰で値段を上げざるを得ず、その結果売れなくなる
- バイトの確保が難しいので店長がずっと店に出たままで休日がなかなか取れない
- 水道光熱費がかさむ
- 人件費がかさむ
コンビニ店員が接客をしていて「嫌だと感じる客の種類」
- 駐車場に車を停めて車内で眠る客(その車のせいで他の客が駐車できない)
- ずっと立ち読みをしている客
- トイレ利用のためだけにコンビニに入り、何も買っていかない客
- 年齢確認の際に、露骨に不機嫌になる客
- レジが混んでいる時に、宅配便の手配を複数同時に持ち込んでくる客
- 税金のような公共料金の支払いを一度に大量に持ち込んでくる客(ミスが決して許されないので神経を使う)
- 家庭ゴミを、コンビニのゴミ箱に捨てようとする客
- 店員に一言も言わずに、カウンターのすみにお金だけを置いて新聞を持って行く客(後でやる在庫の計算が狂う)
- 商品を盗んでいく犯罪者
- 包装された弁当やヨーグルトを床に落として中身がぐちゃぐちゃになり、その食品の買い取りを要求するとぶちキレる客
コンビニ経営の闇が浮き彫りになった恵方巻き大量破棄
節分の時期になると、twitterのようなSNSに、コンビニ店関係者によって「恵方巻きの大量廃棄」の写真画像がUPされることが慣例になっています。
コンビニでの恵方巻き大量廃棄事件の問題点
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本部からコンビニ店長へ課せられる購入ノルマは、店長の自費によってまかなわれる。つまり本部は大量の恵方巻きや、クリスマスケーキのような祭事物を店長に買わせ、しっかり利益を得ているので、後はそれらの恵方巻きやケーキが売れ残ろうが廃棄されようが、全くふところが痛まない。
売れ残り→廃棄の損害は全て店長にだけ回ってくる。
このように、本部とコンビニ店長の間のフランチャイズ契約は不平等であり、本部が店長にリスクばかりを負わせてちゃっかり利益だけはさらっていく、ということが多々起こる。
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