高校・大学の卒業後に何年かぶらぶらして就活を始めると、ほとんどの企業が「要・実務経験」「経験者優遇」を応募の前提条件にしていることに気付き、実は自身がかなり追い詰められた事に遅まきながら気付く人が多いようです。
要実務経験の壁で就職できない人達の状況を調査したので、分かったことを報告します。
要・実務経験の壁の前に泣き崩れる人達
「経験者で即戦力になるライバル応募者」と比較されると、簡単に落とされるんだよな。
つまり、「君は社会人だから、当然仕事をしているんだよね。実務経験何年?」と面接で聞かれる。
転職者と同様に、実務経験・職歴・スキルが企業側から求められる。
実務経験ゼロの者はどこでどうやって実務経験を積んだらいいんだよ…。
新卒カードを持っていると、未経験・資格無し・スキル無しでも一切不問。
転職者達からすれば、神のカード・魔法のカードと言っても過言ではない。
新卒カードを捨てて既卒になると、とたんに経験・資格・スキルを求められるようになる。
面接官の反応は「ふーん…」。
資格とかほとんど意味無いよ。
経験者以外は採用しようとしない。
多少の余裕がある大企業でも経験者優遇だし、有能な応募者がいっぱい来るから、わざわざ無能・未経験者を雇う理由が無い。
高齢未経験者は詰んでる。
つまり、新人を育てることを放棄して、即戦力となる経験者しか求めないようになった。
新卒一括採用の文化があるせいでもともと既卒者に厳しい国なのに、これはあんまりだよ。
いくらなんでも日本企業は既卒者に冷たすぎるだろ。
ワイ「えぇ…じゃあ無理じゃん」
社会「甘えるな!働け!ク/ズ!」
ワイ「アルバイトでもええんか?」
社会「ダメに決まってんだろ!正社員になれク/ズ!」
ワイ「ええ…じゃあ働くわ」
会社「未経験はNG」
ワイ「もう死ぬしかないじゃん…(ク/ビツリー)」
社会「若者を追い詰める社会。いったい何が悪いのか」
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実務経験無しの既卒がピンチになる2大理由
1.既卒が就職するには実務経験が必要なので門前払いされる
就活が面倒だったり怖かったりで就職せずに卒業し、その後に実務経験の壁で詰む人が多い。
待遇の良い企業に就職したくても、そのために必要な実務経験を積ませてくれる企業がほとんど無いと二重にダメージを食らうことも多く、大量採用大量離職が前提のブラック企業へ就職せざるを得ない。
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2.資格取得の挑戦や公務員試験挑戦のようなドロ沼へ突っ込みやすくなる
実務経験の壁のせいで就活が行き詰まったように感じてしまうため、資格勉強や公務員試験挑戦や医学部再受験のような、今よりもさらに状況を悪化させる道へと突っ込みやすくなる。
これらの挑戦で成功する見込みは薄く(しかも資格はほとんど就活で効果が無い)、何の成果も得られないまま職歴無しのまま30代へ突入して本格的に詰む人が続出する。
今の採用基準は資格よりも「実務経験年数」を重視する
- 「中途採用」の場合では、社員の抜けた穴を埋めるために、抜けた社員と同程度のスキル・経験が必要とされる
- 30歳以上のミドルクラスの人材に企業側が期待することは「いかに早く結果を出してくれるか」なので、実務経験アリを前提として即戦力性が期待される
- 資格を持っていても実務経験ゼロの人は「ペーパードライバー」のように見なされ、企業側から信頼されない
- 新卒採用以外の「中途採用」では、いちいち新人を育てることはしないので最初からそれなりの実力・スキルを求められる
既卒後に何年もフリーター・ニート・引きこもりをやっている人がよくやってしまうあやまちが、「資格を取って、資格の効果で正社員就職しよう!」という考えと行動です。
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しかし、その資格が無いと仕事ができないような職(たとえば、ITでのシステム監査、など)に就く場合を除いて、ほとんどの場合では資格よりも実務経験が面接で重要視されます。
就職効果がほとんど見込めない資格を取ることにのめりこんでいても、いたずらに年齢が上がっていくだけで、余計に状況が厳しくなっていきます。
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