女性で派遣社員、という生き方は、のちのち35歳を越えると派遣先が急激に減って仕事を失ったり、年をとってしまったせいで結婚できなくなったりと、
不幸になる確率が非常に高いという問題について解説します。
派遣社員は「35歳の派遣の壁」で詰む
- 年齢が「35歳」を超えると、とたんに会社へ派遣してもらえなくなる現象が「35歳派遣の壁」
- 派遣社員の年齢が高くなってくると「業務を覚えるのに時間がかかる」「偉そうな態度を取りやすくなるので、正社員達からすると扱いづらい」といった問題が起こる
- それとは反対に、若い派遣社員は「若いから業務を覚えたり、職場になじむのが早い」といった利点があるので、若い派遣社員ばかりが会社へ派遣されるようになる
日本の労働環境には「35歳の壁」というものが存在しています。
たとえば「転職市場」では、年齢差別が禁止されているため求人広告には明記されていないものの、実際は「35歳までの転職者を求めている」という場合がほとんどで、36歳からはとたんに転職成功が難しくなるという現実があります。
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この「35歳までの人材を採用し、それ以上の年齢の者は避ける」という考え方と慣習は、いろいろな労働環境に根付いています。
もちろん、派遣社員の世界にも「35歳の壁」は適用されます。
派遣社員は一生続けられる労働形態ではなく、あくまで若いうちにしかできない期間限定の働き方だと、はっきり自覚しておきましょう。
女性派遣社員を打ちのめす、3つの悲惨な現実
1.手取りが15万円前後という、悲惨な収入状況
正社員とほぼ同じ仕事内容なのに、時給1300円程度で使われ、交通費も支給されないという女性派遣社員が主流を占めているようです。
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この低収入では、独り暮らしを継続させることさえ困難です。
2.「人材派遣会社」と「派遣先の会社」の両方から使い捨てにされる感覚
派遣社員を、ただの使い捨ての消耗品のように扱っている「人材派遣会社」と「派遣先の会社」が多いと感じる女性派遣社員が多いようです。
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「派遣を使い続けて、すり減ってきたら、また新しい派遣へ交換すれば良い。派遣社員は消しゴムと同じ」と正社員がしゃべっているのを聞いてしまった派遣社員もいるそうです。
3.勤続3年目を迎える寸前で「雇い止め」される
労働者派遣法では「3年以上働いた場合、派遣先企業が直接雇用を申し込まなければならない」と法律で定められています。
これを希望にして頑張って勤め続ける女性派遣社員も多いのですが、現実には、派遣社員を正社員雇用するのを避けるために3年目を迎える前に雇い止めする会社が非常に多いようです。
派遣社員を守るための労働者派遣法が、派遣社員を職場を転々とさせるという、逆効果になってしまっています。
女性で派遣社員という道は未来がない、考え方
- 派遣社員のそこそこの高時給につられて派遣社員として働いていると、あっという間に30歳を越えてしまって婚期を逃す
- 「気楽な勤務形態」を重視して仕事をしたいのなら派遣社員はうってつけだが、雇用や収入の安定性・収入の高さは正社員に大きく劣る
- 近年、企業側は女性用の「一般職」のほとんどを派遣社員で代替するなど、「軽作業しかしない社員」を最初から使い捨てる気満々なので、
そもそも派遣の身では企業の中で生き残れない
時給2000円超という高時給に誘われて派遣社員を続け、ランチにショッピングにと社会人生活を謳歌している若い女性が多いようです。
しかし、気楽な勤務形態の派遣社員をだらだら続けていると、あっという間に30代へ突入して婚期を逃し、さらにその先では「35歳派遣の壁」でどこにも使って貰えなくなる、という人生詰み状態になってしまうことが多くなります。
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ネット上では、「20代の女子は、派遣社員をしてせっかくの若さを浪費していないで婚活をすることに全力を注ぐべき!」という忠告が至るところで見受けられます。
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