「仕事におけるやりがい」とは具体的に何を指すのかを調査したので、6種類のやりがいの特徴をそれぞれ解説します。
「やりがい」の具体的種類は6種類
1.「自分自身の手で明確な成果を上げることができる」
自分の行動・やり方で相手方と交渉し、成約のような成果を上げることができる仕事には、やりがいを感じやすいと言われています。
自分が上げた成果の数や質に応じて報酬額が上がっていく場合だと、なおいっそうやる気が引き出されるので、非常にやりがいがある仕事です。
- 営業
2「自分のした仕事が形となって世の中に広く流通する」
たとえば、出版社に勤めている編集者で、自分が考案した雑誌記事の企画や記事ページのレイアウトが、商品の雑誌として本屋やオンラインストアに並ぶことは非常に誇らしいことです。
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自分の仕事の成果を不特定多数の人達に見てもらえる仕事は、やりがいが備わっています。
- 漫画家
- イラストレーター
- 小説家
- 建築士
- デザイナー
3.「その仕事をすることで「大きな見返り」を得る事ができる」
高収入の仕事であったり、社会で高ステータスの仕事なのでみんなに羨望の目で見られたりと、その仕事をすることで大きな見返りを得られるタイプも、やりがいがある仕事です。
「激務ではあるけれど、お金が良いからやりがいはある」といった言葉で表現されることが多く、世間でのやりがいのある仕事とは、たいていは本項目のことだと言われるようです。
- 証券マン
- 銀行マン
- 弁護士
- 官僚
4「他者の人生の一部」に深く関わることができる
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教師が代表例であり、生徒の子ども達の人生の一部に深く関わることになります。
関わった人達の考え方・進路、あるいは生死に関わる場合さえあり、他者から深く感謝されたり尊敬されることが多いので、やりがいがあります。
また、自分が仕事で関わった人達の成長・笑顔・克服・回復などといった感動的なものを目にすることができるのも魅力的です。
- 教師
- 塾講師
- 保育士
- 医師
5「自分がその仕事をすることに強い意義を感じている」
「他人の生活の手助けをする」「他人を教育する」「未知の物事を研究して新事実を発見する」など、ある特定の行為に強い関心・執着をもっていて、その特定の行為を仕事を通して実行することができると、仕事に対して大きなやりがいを感じられるようになります。
- 看護師
- 介護士
- 教師
- 研究者
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6「自身の特技・才能を発揮して活かせる」
自身が生まれ持っていたり、長年をかけてつちかった特技・才能を活かせる仕事に就けば、特技・才能を発揮すること自体(水を得た魚状態になるので非常に楽しい)が仕事をするということになり、楽しさと実益を両立した非常に楽しい人生を実現することができます。
仮にその特技・才能に希少性がある場合は、他の人達から引っ張りだこになったり、代わりがいないせいで収入が高くなったりと、いろいろなうま味があります。
- この世の全ての職業(人によって備わっている特技・才能の種類は異なっているので、全ての職業がやりがいのある仕事になる可能性がある)

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「やりがいの無い仕事」に共通している特徴
- 自分が、その仕事内容や業界にまったく興味関心をそそられない
- ルーチンワークばかりの仕事
- 「自分の裁量でできる部分」がほぼ皆無
- 前例をただただ踏襲するだけ
- 他人に注目・賞賛・存在を認識されることが少ない
- いくら自身が成果を上げたとしても、そのことが報酬額や待遇にまったく反映されない
- 基本的な給与額がかなり低かったり、昇給の見込みがない
仕事のやりがいで注意しておくべき2つのポイント
1.きちんとした対価を用意できない仕事はやりがいを多用する
きちんとした給与額や有給消化率、納得できる福利厚生などを用意できないブラック企業・ブラック業界は、求人の際に「やりがい」というフレーズを多用することがよく見受けられます。
しっかりとした対価を用意できない労働条件であることを、やりがいという言葉でごまかしているというのが真相であるので、やりがいを多用している企業・業界には厳重な注意が必要です。
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2.やりがいがある仕事は「やりがい搾取」されやすい
「漫画」「イラスト」「小説」「歌手」「アイドル」などがやりがい搾取の対象として代表例になります。
世間への露出度が大きかったり、本人の長年の夢を叶える仕事内容だったり、本人の裁量でできる部分が大きくて楽しいので、「やりがいがあるんだから、報酬額は低くても構わないよね?」と雇用側から劣悪な労働条件で搾取されてしまいます。
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