新卒での就職ではもちろん、既卒や派遣社員からの転職でも絶対に避けたいブラック企業。
ブラック企業の特徴について調査したので、分かったことを報告します。
ブラック企業を見分けるための、ブラック企業の各種特徴
「求人票」の段階で表れる、ブラック企業の特徴
以下のようなフレーズが使われた求人票を出している企業は、ブラック企業である可能性が高いと言われています。
- 若手社員が活躍
- 実力主義
- アットホームな職場
- 社員同士が家族のように仲が良い
- 幹部候補募集
- 未経験歓迎
- 頑張れば報われる会社
- やりがいがある
また、常に求人票を出して人を募集している企業は、労働環境が劣悪なせいで人が次々と辞めるために人を補充し続けなければならないブラック企業である可能性が高いです。
「企業面接」の段階で表れる、ブラック企業の特徴
面接官の態度に以下のような特徴が見られる場合、面接を受けている企業がブラック企業である可能性が高いと言われています。
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- 面接官の態度が、過度に高圧的
- 自社の仕事内容・給与額・業績・離職率などについてはっきりと話そうとしない
- 面接官の身なりが悪い感じだったり、面接官の態度が無気力
- 求人票に記載されていた待遇と、面接官が話す待遇が違っている
- 求職者の学歴・性別・年齢・国籍などを差別するような、モラルを欠いた発言をする
入社後、「職場」に見られるブラック企業の特徴
給与関係がいろいろとおかしい
- 残業代が支払われない
- 名ばかりの管理職へ押し上げられたせいで、合法的に残業代が出なくなってしまう
- 給与額が、同業他社の相場よりも大幅に低い
職場の人間関係が非常に悪い
- 上司や、同僚への陰口が絶えない
- 職場でパワハラ・セクハラが横行している
- 社長や役員を過度に崇拝させようとする
- 契約社員・派遣社員をあからさまにぞんざいに扱っている
激務過ぎる
- 1日10時間程度働くことが、連日続く
- ひんぱんに休日出勤しなければならない
- 有給休暇は、申請時にあれこれ文句を付けられるせいで、取ることができない
「精神論」で社員を従わせようとしている
- 「根性を出せ」「気合いでやりとげろ」といった精神論で問題を解決させようとする。具体的な方法や作戦は提示しない。
- あまりにも体育会系な社風
- 「顧客からの感謝の気持ち・言葉があれば、多少給料が低くても問題無い」といった方針
社員が会社に定着しない
- 社員が次々と会社を辞めてゆく
- 有能で先見性をもつ社員から先に会社を抜けていく
- 辞めたそばから新入社員が補充されるので、人の入れ替わりが激しすぎる
- 数値として出てきた離職率が、実際に高すぎる
その他、ブラック企業の特徴
- ノルマを達成できなかった場合、社員の自費で商品を購入させたりサービスへ加入させる
- 親族経営(経営陣がほぼ家族のみで構成されている)
- 社長のワンマン経営で、誰も社長へ意見できない社内風土が出来上がってしまっている
多くのブラック企業に共通していることが「長時間労働が常態化している」というものです。
「36協定(労働基準法第36条のこと)」で、1ヶ月の合計残業時間を「45時間以内」に抑えることが奨励されています。まっとうな企業ならば36協定を守っていますが、ブラック企業は違反していることが多いです。
その月の合計残業時間が45時間を超過するのが当たり前の企業であれば、それはブラック企業である有力な証拠ととらえて良いでしょう。

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ブラック企業から逃げないでいるとこんな被害に遭う
「うつ病」
連日の激務や、ノルマや嫌な上司の存在による精神への過負荷で、精神疾患の「うつ病」が発症してしまいます。
いったんうつ病にかかると、「うつ病は容易に再発する」という性質のせいで復職が困難になり、経済的にも人生面でも大損害を受けます。
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「いろいろな健康被害」
ストレスによる「胃潰瘍」、激務のせいで不規則な生活を強いられることでの「自律神経失調症」、ストレスによって抜け毛が増大してハゲが進行することなど、ブラック企業での労働は数々の健康被害をもたらします。
「過労死」
最悪の被害となります。
長時間労働を連日強いられたことで心臓へ過負荷がかかり心疾患で死亡したり、うつ病を発症してうつ病による絶望感から自殺してしまいます。
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入社したら3年耐えろ、というのは、入社後すぐに辞められては困る経営者側の言い分で、ネット上では「耐える時間が無駄、身体を壊さないうちにすぐに辞めろ」という意見が大半です。
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