会社を短期間で辞めた新入社員達の、辞めた理由と辞める前に知っておきたかったことを調査したので分かったことを報告します。
「速攻で会社を辞める新入社員」の3つのタイプ
1「失敗経験が少なくて打たれ弱いパターン」
真面目で勉強はできるので学校成績は良かったが、これまでずっと「良い子」として生きてきたので、怒られる事への免疫や、失敗・挫折に対する耐性に欠ける。
とにかく「打たれ弱い」のがこのパターンの最大の特徴で、入社後の数ヶ月間での立て続けのミス・上司からの叱責に耐えきれずに、退職してしまう。
2「意識高い系のパターン」
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ビジネス書や、ネット上での「これからの仕事のあり方」の記事・書き込みに感化されてしまった「意識高い系」の新入社員で、「それって非効率ですよね?」「これからの時代には合っていないと思います」と上司に反論する。
ろくに仕事もできない新人がそんな口を利いては、当然、上司達の反感を買う。社内で孤立していき、本人も「こんな時代遅れの会社でやっていくことはできない」と退職してしまう。
3「最初からいきなり社内で活躍したいパターン」
入社して間もないのに、いきなりハデで華やかな仕事をしたいという社員のパターン。地味な雑用・裏方の仕事を嫌い、「目立たない努力行為」を嫌う。
会社でやる表舞台の仕事は入社後数年経った、ある程度の経験を積んだ社員にしかできない。そのことを理解できず、地味な仕事の毎日に嫌気が差して、会社を辞めてしまう。
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新入社員が会社を即辞めする理由
- 1位:時間外労働(62%、長時間の残業・休日出勤など)
- 2位:社風・会社の体制へ違和感を覚える(36%、上下関係が厳しい体育会系の社風・新人をいじめる)
- 3位:残業代が出なかったり給与が少なすぎる(19%)
- 4位:新入社員にもノルマが課せられる(17%、入社後間もないのにいきなりノルマを課せられ、ノルマ達成のプレッシャーがきつい)
- 5位:上司と人間関係がこじれる(14%、上司からのパワハラ・いじめに近いいやがらせ行為)
2016年、「転職会議」が大学新卒者の69件の口コミを分析
半年程度で辞める人は面接官に根性無しと見なされやすい
- 「新卒」という状態がどれほど会社側に優遇されていたか(新卒はスキルも資格も職歴も求められないから)、再就職の際に思い知る
- 再就職は、新卒時に内定を取ることよりも、難易度が数段上
- 新卒の肩書きを失うと、一気に、派遣・契約社員、フリーターのような非正規雇用者へ続く道が広くなる。
会社を即辞めした人は、逃げ癖が染みついてしまって、派遣やフリーターの身へ逃げてしまい、二度と正社員になれないことが多い。 - 「新卒入社した会社を短期間で辞めた」という事実は、再就職の際の面接で大きなマイナス評価を受ける。面接の人物評価が良くても、前の会社を即辞めしたという点だけで不採用にするケースが多い
- 辞めた後、元同僚の会社員達が今もそれなりに良い暮らしをしているのを知ると、「あのまま会社に残っていれば良かった」と無職になったことを後悔する
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「前に勤めていた会社は違法的な業務をしていて、自分もそれに荷担させられそうになったので辞めた」「前に勤めていた会社が倒産した」といった、「それならすぐに辞めても仕方がない」と面接官が納得できる退職理由でないと、基本的に即辞めという事実は大幅なマイナス評価を受けてしまいます。
「前の会社をすぐに辞めているんだから、どうせうちの会社もすぐに辞めちゃうんでしょ?」と警戒されてしまうからです。
よほどのブラック企業とか、「この業界は自分には全く合わず、ずっと続けていたらうつ病になってしまう」、といったせっぱつまった理由でない限り、新卒入社した会社を即辞めすることはおすすめできません。
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