「人事からすれば、どういった特徴の社員がリストラしやすいのか?」
リストラされやすい社員の特徴を調査したので、分かったことを報告します。
リストラされやすい社員の特徴
(業績理由)仕事ができない社員
- 成績が真ん中以下
- 目標未達がずっと続いている
- 朝早く出社して夜遅くまで残業しているのに、業績が他の社員と大差無い
- 40歳以上なのに管理職についていない平社員
- 担当している事業が業績不振で、その事業を廃止する時に事業担当者もまとめてリストラ
(関係不和理由)他の社員と上手くやれていない社員
- 社内で孤立している
- 上司と関係が悪化している人
- 性格がルーズ・ずぼらなど、正確さに欠ける人
- 周りの社員達から良く思われておらず「会社から消えて欲しい」と願われている
- 他の社員にすぐに議論を吹っかけたりして社員の和を乱す
(コスト理由)他の社員よりもお金がかかりすぎている社員
- 「家族手当」「住宅手当」などの手当を多く受けている社員
- 通勤費をもらっている社員の中で、通勤費が高い人
(素行理由)勤務態度に問題がある社員
- 遅刻や無断欠勤のような「勤怠不良」を続けている
- 過去に、就業規則違反をしたことがある
「聞き分けが良くて良い子」はリストラしやすい社員
リストラのターゲットにされやすい「真面目な人達」
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- 何かを頼まれると断れない、良い人
- 責任感が強い人
- 性格が真面目な人
このような人達は、優先的にリストラのターゲットになる。
会社としては「不当解雇」としてリストラ候補社員に騒がれたり、波風が立つことはできる限り避けたい。
そこで、「物わかりが良くて、会社からの懇願にNOとは言えない人」を優先的にリストラすることになる。
リストラにまつわるあれこれの備考
リストラの目的
企業の業績が低迷している場合、企業の中の不要な事業をそぎ落としたり、事業の規模を縮小する目的で人員のリストラを行う。リストラの語源は英語の「リストラクチャリング(再構築、という意味)」。
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人員をリストラする時の「解雇の場合」と「退職の場合」
解雇の場合は、会社都合での退職となり、会社側のわがままによって退職させられるため、元社員は「失業保険」を一定期間受けることができる。また、再就職の際に履歴書に「会社都合で退社」と記述することで、面接官からの評価を良くすることができる。
退職の場合は、会社と社員の話し合いの末の合意での退職ということになり、失業保険の給付開始が辞めた約3ヶ月後からと、やや遅くなる。さらに、失業保険の給付期間も最長で150日となり、会社都合での失業保険の給付期間の約半分の期間しか受け取れない。
希望退職
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「自主的に退職する者」を企業側が募集すること。希望退職に応じると、会社を辞めることの見返りとして「会社都合での退職になる」「退職金が充てられたり、退職金が割り増しされて充てられる」などの利点がある。
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