ブラック企業の間では当然のことでも、実は法律違反すれすれ、もしくはアウト、という、ブラック企業の異常な慣習について調査したので、分かったことを報告します。
「サービス残業を当たり前のように要求される」
- 定時以降はタイムカードを押せないように設定されているせいで、その人の残業が自動的にサービス残業になってしまう
- みなし残業(残業代を固定残業代としてあらかじめ支払っている、という会社側の主張のこと)
- 名ばかりの管理職にされて、管理職という立場のせいで残業代がつかない
- 「このところ経営難で、従業員に頑張って貰わないといけない」と社長や上司が口に出すことでサービス残業をせざるを得ない空気を作る
「会社で働かせてもらっているんだから、残業はサービスしよう」という同調圧力が社内にまん延していたり、定時以降はタイムカードを押せないように仕組まれているせいで、サービス残業をせざるを得ない社内環境が出来上がってしまっている場合があります。
サービス残業よりもさらに酷い「サービス出勤」まであるので、そういったサービス出勤の慣習がある会社はすぐに離れた方が良いでしょう。
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壊れるまで使い倒す「休みを取らせない激務」
- 夜遅くまでの残業が毎日続き、いつも終電ぎりぎり
- ↑のような状況のせいで、帰宅後は食事・お風呂以外には何もできない
- 朝早く出勤することが当然という社風
激務すぎて、毎日の睡眠時間が削られていると、常に脳が疲労していることから「うつ病」を引き起こしたり、心臓への過負荷で心不全による「過労死」を引き起こす場合があります。
「有給休暇が取れない」
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- 労働者一人あたりの年次有給休暇の付与日数は18.4日で、それに対する取得日数は8.8日(取得率47.6%)
- 有給の取得率は、15年連続で50%を下回った
厚生労働省が発表した平成27年「就労条件総合調査」より
「有給休暇(略して有給)」とは、一定期間勤め続けた会社員に保障される「休み中も給与が減額されない休暇」のことです。
有給の取得は労働者の権利であるにも関わらず、日本企業では忌引きのような緊急事態を除いて、有給を取得する者は白い目で見られたり上司に言外に「有給を取るな」と圧力をかけられたりするのが常です。
有給がまったくと言っていいほど取れない企業は、ブラック企業ということになります。
「パワハラやセクハラが平然と行われている」
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「法律に準拠した業務」から逸脱した行為をしているブラック企業では、社員の倫理的感覚も異常であることが非常に多いようです。
「上司の立場を利用した、部下へのいじめ(パワハラ)」「セクハラ」が社内で当然のように行われ、それがいつまで経っても無くならないということは、会社の構造がおかしい「ブラック企業」であることの証拠、といえます。
「ノルマ達成を強要されての、自爆営業」
- 保険契約のノルマを達成するために自分や家族を保険へ加入させる
- お年玉付き年賀はがきの販売ノルマを達成するために自分ではがきを大量購入する
- 自社製品を購入して欲しいと上司から部下達へ通達される
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「自爆営業」は、会社員である自分が会社側から搾取されていると強く感じる行為です。
社員に対して過剰なノルマ、そのノルマ量の達成を強要するのは、ブラック企業によく見られる特徴です。
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