新卒で会社に就職したものの、何らかの理由でほどなく辞めてしまい、もう一度就職したい人を指す「第二新卒」。
第二新卒のための転職活動のコツを調査したので、分かったことを報告します。
第二新卒の転職活動の、大きな2つのコツ
1.「前の仕事を辞めた理由」を上手に伝える
第二新卒を対象にした就職面接で、面接官が知りたがっていることは「なぜ前の仕事を辞めたのか?」ということです。
「前の仕事を辞めた理由」をなるべく印象良く伝えるようにすることが、第二新卒の転職活動で最重要といえます。
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2.「今度は、ちゃんと仕事を長く続ける」ことを強くアピール
面接官が第二新卒をリスクだと思っている事は「うちの会社も、またすぐに辞めてしまうんじゃないか?」ということです。
語調や表情で「今度は辞めない!」という熱意を伝えることはもちろん、「今度こそ、この仕事で自分の望むキャリアを築けると確信している」と、就職を希望している会社で長く仕事を続けようと思っていることを言葉ではっきりとアピールすることが必要です。
第二新卒が「前の仕事を辞めた理由」を上手く伝える方法
- 「前の仕事は自分には合わなかった」→「自分にぴったり合う仕事を見つけたいと思った」とマイナスの理由をプラスの理由へと言い換える
- 前の職場について愚痴っぽく伝えることだけは絶対に避ける
- 前の仕事が続かなかった「自分の認識の甘さ」を十分に反省していると伝える
「前の仕事を辞めた理由」を上手く伝えるうえでのコツは、とにかくネガティブな発言は徹底的に避ける、ということです。
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「自分は、仕事が1年も続かない根性無しです」「だらしない性格のせいで、会社の規則に合わせる毎日に耐えられませんでした」といった発言は、たとえそれらが真実であったとしても絶対禁止。
- キャリアアップ目的(127人)
- 仕事がつまらない・仕事に変化がない(58人)
- 会社の経営状況・経営方針が変化した(48人)
- 労働環境や労働時間に不満がある(38人)
- 給与額に不満がある(25人)
- 上司との関係に不満がある(21人)
- 勤務地までの通勤距離に不満がある(18人)
- ほか、社風に不満、雇用形態に不満、昇進や評価制度に疑問 など
リクルートが行った調査より
以上のような「退職理由」の調査結果があるので、これを参考にして、面接官の心証が良くなる退職理由を考え出しましょう。
第二新卒が会社に長く勤められなかった理由を振り返る
- そうとは知らずにブラック企業に入社してしまって、耐えられなくなった
- なんとなくその業界に入ったが、働いているうちにミスマッチを感じるようになった
- 何らかの理由で内定取り消しになってしまった
- 本命の業界・企業に新卒で入ることができなかった
企業は第二新卒を見る目が厳しいので相応の手立てが必要
- 前の会社をすぐに辞めている(多くの場合は3年以内)ので、自分ところの会社もすぐに辞めるのでは?と不安視される
- 第二新卒は、新卒でもなく、ベテランの転職者でもない「中途半端な存在」なので、企業側からは扱いづらい
- すぐに辞めた理由は「性格がだらしないのでは?」「性格が我が強いせいで周りとトラブルを起こしやすいのでは?」と性格に偏見を持たれやすくなる
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第二新卒の方は、前の会社をすぐに辞めてしまったことによって発生したそれなりのハンディキャップを負っていることを自覚して、転職活動をするべきです。
このハンデを埋めるには、使える転職サイトを最大限に活用することが必要になってきます。
転職サイトを使うことで、「第二新卒の転職のノウハウを熟知した転職エージェントの助けを受けられる」「就職活動のスケジュールを調整してもらえる」「転職サイト内で紹介されている企業はほぼ全てが、ブラック企業を排除したまともな企業ばかり」といった数々のメリットがあります。
現在の仕事内容・職場に不満がある場合、転職することも検討するべきです。転職サイト「ミイダス」は、自分の強みと適性が高い職種・適性が低い職種を診断でき、企業側から面接確約・年収提示のオファーが次々と届く、無料の転職サイトです。
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