就活がなぜキツいかといえば、書類審査や面接で落とされたり、会社から会社への移動の肉体疲労が重なることもそうですが、就活全般に関わってくる「こんなことして何になるの?」という茶番にウンザリ…というのも大きな要因です。
日本の就活の茶番化現象について調査したので、分かったことを報告します。
日本の就活の茶番要素一覧
(1)客のために茶を点(た)てて出す役。
(2)茶番狂言または口上茶番の略。通言総籬(つうげんそうまがき)「ゆふべはつまさんの―で」
(3)ばからしい、底の見えすいたふるまい。茶番劇。
日本の就活は様式化していて、形骸化している
「ドアをノックする回数」「おじぎの角度」「他の就活生達が話すことから逸脱しない、テンプレ的な回答」といった形式が重視されすぎている。
スポンサーリンク
そのせいで、「企業に貢献できる、能力がある人間を採用する」といった、人材採用の本来の意義が失われてしまっている。
日本の就活は、採用する企業側にとっては馬鹿らしいことが多すぎる
「アルバイトを頑張った」「サークルでリーダーを務めた」「ボランティアにたくさん参加した」「荒唐無稽なプロジェクトについて、就活生達に延々と議論させる」。
これらは、社会人として活動し続けている人事にとっては全く大したことがない。いくらこんなことをアピールされたところで、人事側には茶番としか映らない。
企業側も就活生側も嘘をつき放題なので入社後にトラブルが頻発する
スポンサーリンク
企業側も、就活生側も、それぞれ自己の都合で嘘をついたり真実とはかけ離れたことをしゃべっているので、入社後に「そんなの、聞いてない!」と双方が失望することが非常に多い。
その結果、企業側は期待以下の人材をつかまされてしまったり、元就活生はすぐに会社を辞めてしまったりして、時間とお金をたっぷりかけて行った就職活動自体がそもそもほとんど意味が無い、という本末転倒の結果となってしまう。

「キャリアパーク就職エージェント」は、面接対策と優良企業の提案をしてくれる、大学生専用の就職エージェントです。
日本の就活が「嘘つき大会」となっているという事実
企業側が嘘をついていること
スポンサーリンク
- 「我が社の労働基準は法律を遵守している」「風通しの良い社風」といった具合に事実に反したことを口にしている
- 面接時に「これは採用には関係ありません」と事実に反したことを口にしている
- どんな大学の大学生でも平等に企業エントリーできるはずなのに、「学歴フィルター」の存在のせいで大学のランクによってはエントリーができない
- 企業の内情についてどんな質問でも受け付けているはずなのに「実際の有給の消化率」「離職率」「サービス残業はあるのかないのか」「やりがいは実際にはあるのか」といった都合の悪い質問に対しては、はぐらかしたり無回答
就活生側が嘘をついていること
- 「御社が第一志望です」とあらゆる企業へ向けて言っている
- 面接でアピールする自身のエピソードの数々をねつ造していることが多い
- その企業の志望動機も嘘を並べ立てている
就活の茶番要素を酷評したネット上の言葉
誰も就活の意義を答えられない。
それでもなお何十年も同じ様式の就活が続いているという狂気。
それでいて就活生に個性とオリジナリティーを求める、という大きな矛盾。
誰がどう考えてもおかしいのに、それを誰一人として口に出さない。
臨機応変に上手な嘘をつける、詐欺師の才能が優れた人へ優先的に内定が出される。
客観的にはどう考えてもおかしい。
内定が欲しくて必死にやっている就活生側はともかく、もしも観察している人事側だったら笑いをこらえられる自信が無い。
だんだん「社畜」へ近づいていくんだろうな。
■説明会
企業「年休130日!残業なし!ワークライフバランス!(んなわけねーだろカス)」
学生「よっしゃ、ホワイト企業やんけ!」
■面接
学生「リーダーシップ!ボランティア!即戦力!(んなわけねーだろカス)」
企業「よっしゃ、有能やんけ!」
■入社後
学生「なんやこのブラック」
企業「なんやこの無能」
企業にしっぽを振れる者のみが採用され、ピエロを演じきれない者は採用候補から除外される。
スキルや、その業界についての予備知識は測ろうとせずに、
ちゃんと建前をしゃべるかどうかを見てるんだもんな。
ズレまくっている。
そりゃあアメリカや中国に差を広げられる一方なわけだわ。
本ブログ推奨の、大学生専用の就職エージェントサービス
コメント