正規雇用者と非正規雇用者の間に存在している「対立」や「格差」について調査したので、分かったことを報告します。
正社員と非正規の対立例
- 社員食堂(その会社の正社員はお得価格で食事ができる)は、派遣社員は利用禁止
- その場に非正規雇用者がいると、ボーナス・昇給の話ができなくなる
- 「結婚」や「給与の額」の話題になると、非正規雇用者が黙り込んでしまって空気が悪化する
- 仕事内容や勤務時間がほぼ同じなのに、正社員の給与額は、非正規雇用者の給与の2倍近く
- 多数派の正社員とわずかな数の非正規雇用者(あるいは、その逆の状況)で飲み会をすると、少数派が場違いのように扱われて疎外されたりからかわれたりする
- もう年単位でその会社へ派遣され続けているのに、その会社の正社員達からは「よそから来たお客さん」扱い
- 正社員と非正規は給与額や待遇が違うせいで何かといがみ合うことが多いので、最終的には正社員グループと非正規グループがそれぞれ近寄りあわないようになる
非正規雇用者が正社員からいじめられた例
- 派遣社員を名前で呼ばずに「派遣さん」と呼ぶ
- 社内のエレベーターを使うといやみったらしく文句を言われる
- 年下の正社員があからさまにマウントを取ってくる
日本の職場では非正規雇用者は下に見られる事が多い
日本の職場では「正社員が偉い」という風潮が根強く残っています。
そのせいで、正社員ではない「派遣社員」「契約社員」「パート」「アルバイト」などは正社員達に内心で見下され、有形無形の職場いじめを受けることも多いようです。
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まさに格差社会…「高年収と低年収の二極化現象」
多くの企業は人件費を抑制するために、新卒の採用人数を絞り正社員をリストラし、使い捨てができる非正規社員へ移行し始めました。
約4割の人口が年収300万円以下になっています。
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10代・20代若者の非正規雇用率が高すぎる
いくらなんでも10代~20代のこの非正規割合は異常です。
しかも、正社員が非正規に落ちることは珍しくなくても非正規が正社員に昇格することはまれだ、という口コミが多数見受けられます。
差別されている非正規雇用者はどうすれば良いのか?
契約更新をしないで嫌な会社から離れる
簡単でたしかな効果を得られる方法です。
非正規雇用者をいじめるような会社は、身内だけで固まっていて風通しが悪い会社であることが多く、そういった悪い環境で我慢し続けていても良いことはほとんどありません。
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