コーヒーの目覚まし効果や、健康効果など、コーヒーを飲むことで得られるメリット効果を調査したので、分かったことを報告します。
コーヒーの健康効果一覧
目覚ましと集中力の向上
コーヒーに含まれている「カフェイン」は神経中枢を刺激して興奮させ、目を覚まして集中力を高める効果があります。さらに、倦怠感を軽減させる効果もあります。
勉強や、書類仕事・パソコンでの作業のようなデスクワークには、コーヒーの目覚まし効果は非常に重要です。
ダイエット効果
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コーヒーに含まれるカフェインは、自律神経の中の「交感神経」を刺激して身体を活性モードにし、脂肪の燃焼を加速させる効果があります。
特に、運動前にコーヒーを飲むと脂肪の燃焼率が高まることが知られています。
1日にコーヒーを3杯飲む人は、そうでない人よりも脂肪の燃焼量が3倍も高いことが判っています。
「うつ病」にかかるリスクを低減させる
ハーバード大学での研究で、「コーヒー」「お茶」「チョコレート」「アルコール」の摂取量とうつ病にかかるリスクを調査したところ、「コーヒー」によるリスク低減効果が一番高く、1日に4杯以上のコーヒーを飲む女性はうつになる確率が20%低いことが判りました。
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コーヒーに含まれているカフェインが、抗うつ剤のような効果を果たしているのではないかと専門家は見ています。
糖尿病の予防
カフェインによって交感神経が刺激されて、身体の代謝が活発化します。そのことで、余分な糖分を身体に溜め込むことを避けることができ、糖尿病を予防できるようになります。
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1日に4杯以上のコーヒーを飲む人は2型糖尿病の発症率が50%も少ないことが判っていて、飲む量が1杯増えるごとに発症率は7%ずつ低下します。
肝障害の予防
コーヒーを飲むことで肝臓の血流状態が改善され、肝臓ガンの予防となります。
「肝硬変」はお酒の飲み過ぎによって起こる病気で、上記の肝臓ガンや肝不全が肝硬変が原因で起こりますが、1日に1杯以上のコーヒーを飲む人は、肝硬変の発症リスクが20%低下することが判っています。
そのほかの、コーヒーの健康効果
- 老化を遅らせる(コーヒーには老化に対抗する「抗酸化物質」が多く含まれる)
- 二日酔いの防止(カフェインが血管を収縮させることで二日酔いの頭痛が軽減される)
- リラックス効果(コーヒーの香りには脳をリラックスさせる効果がある)
コーヒーに含まれる「カフェイン」
- 中枢神経を刺激して興奮させ、目を覚まさせる
- ↑のことによる、眠気と倦怠感の軽減効果
- 皮下脂肪の燃焼を促進する効果
- 利尿作用
エスプレッソは深煎りのためカフェイン量は少なく、アメリカンコーヒーは浅煎りのためカフェイン量が多いです。
カフェインによる目覚まし効果を長続きさせる方法
2. ただし90分~150分でブラックコーヒーの効果が切れて逆に疲労感が増した
3. カフェインと乳製品を混ぜて飲んだ場合は良い効果が持続した
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乳製品に含まれる「脂肪分」が、カフェインの吸収速度をおだやかにし、カフェインによる目覚まし効果を長続きさせてくれるようです。
なので、コーヒーに牛乳のような乳製品を加えて飲むことで、カフェインの持続時間を延ばすことができます。
乳製品の中でも「バター」は不飽和脂肪酸を多く含み、不飽和脂肪酸は血中コレステロールや中性脂肪を抑えて血行を改善する効果があるので、代謝を高めてコーヒーのダイエット効果をさらに向上させることができます。
カフェインの摂りすぎは逆効果になってしまう
2. 150mgのカフェインを飲むと疲労感がやわらぎ、注意力が大きくあがった
3. 450mgのカフェインを飲むと、逆に不安感が強くなり、短期記憶が低下した
2006年のシカゴ大論文より
コーヒー豆を挽いて淹れたコーヒーは、カップ一杯あたりのカフェインが140mg前後で、これが適正量です。
カフェインの効果が切れる前にコーヒーを暴飲しても、不安感が強くなるなどのデメリットが大きくなってしまうので、注意しましょう。
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