虫歯を放置し続けていた人達がたどる、主な末路を解説します。
虫歯を放置し続けていた人達の、主な3つの末路
1「歯が砕ける」「歯の神経が死ぬ」など、大きな損失をこうむることになる
- 食事中に歯を強く噛み合わせた衝撃で、歯が欠ける・奥歯が砕ける（虫歯になっていると、歯が菌に冒されていてもろくなるため）
- 虫歯の進行と同時に「歯周病（歯の周囲組織の疾患の総称）」も進行し、歯ぐき自体がダメになったせいで、虫歯の隣にある健康な歯がある日突然抜けてしまう
- 歯の内部の神経（細かい血管と神経の複合体）が菌に冒されて死に、歯に感覚が無くなったり歯に栄養が届かなくなったことで歯が極端にもろくなる
- 歯の神経は何をしても再生しないため、それを知って強く後悔する患者が多い
2「歯が無くなり、差し歯やインプラント歯に頼らざるを得なくなる」
- 歯の中心部までグズグズ・ボロボロ状態なので、最終手段の『抜歯』をするしかなくなる
- 歯が無くなってしまったため、「差し歯」「部分入れ歯」「インプラント歯」を利用せざるを得なくなり、かなりの不便や高額な出費を負うことになる
- 虫歯を放置しすぎていた場合、顎（あご）の骨まで病気が進行していることがあり、そのパターンだとインプラント歯が顎に定着しないのでより悲惨な事態になってしまう
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3「虫歯菌が原因で、より深刻な病気を発症してしまう（最悪の末路）」
- 心筋梗塞
- 糖尿病
- 肺炎
- 気管支炎
- 顎の骨が侵食されすぎているせいで、手術が必要になる
- 上記のリストの病気・状況は、
「口腔内で増殖している虫歯菌が、血流に乗って全身をめぐってしまう」「虫歯菌を多く含む唾液が気管支に入ることで炎症を起こす」などの原因で起こる
- 上記のリストの病気・状況は、
悲惨な末路をたどるほど、虫歯を放置してしまう人達の特徴
度を超えて怠惰だったり、自制心が欠けている
- 歯磨きを面倒くさがって歯を磨かずに就寝してしまうなど、性格が怠惰
- 「飲酒（酔ったまま、歯を磨かずに就寝することが多い）」「喫煙」といった、歯に悪影響が大きい習慣がある
- 「日々の暴飲暴食を止められない」「歯磨きが面倒で、歯を磨けない」など、自制心が弱い
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歯の治療を、過度に怖がっている
- 歯の治療（特に、う蝕状態の歯をドリルで削るフェーズ）に強い恐怖を抱いていて、そのせいで通院に踏み切れない
- 複数の歯がボロボロになるまで放置していたことを、歯科医に知られることが恥ずかしいと感じて通院をためらう人もそれなりに多い
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