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麻薬・薬物が規制される理由の「健康」「社会」への悪影響

 

麻薬・薬物が法律で規制されている理由を、

人体の健康への悪影響と、社会の秩序への悪影響のそれぞれの側面から解説します。

 

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「健康への悪影響」の側面での、麻薬・薬物が規制される理由

1「麻薬は脳組織を変質させ、ごく容易に依存症になってしまう」

薬物は、神経伝達物質の分泌量を劇的に変化させる
  • ドーパミン(興奮・快感をもたらす重要な神経伝達物質)の再吸収を阻害し、脳の神経細胞間でドーパミンが残留している時間を大幅に伸ばす
    • 「コカイン」が代表例
  • ドーパミンの代替物質として機能し、それによって擬似的に「脳内にドーパミンが大量に分泌された状況」を作り出す
    • 「覚醒剤(アンフェタミン類の精神刺激薬)」が代表例

 

 

薬物の強すぎる刺激のせいで、脳の中枢神経の反応が急激に鈍くなる
  • 薬物によって異常な量のドーパミンが分泌され続ける状況・覚せい剤で擬似的にその状況が引き起こされることが続くと、中枢神経系の反応が急激に鈍くなり、脳組織が変質してしまう
    • 脳の神経細胞の新陳代謝は非常に遅いため、変質した脳組織が回復するには多大な時間を要する
    • 中枢神経系の反応が急激に鈍くなったことで、
      「以前と同等の快楽を得るために、薬物の摂取量を増やす」「日常生活での各種の刺激ではまったく快感を覚えなくなり、そのせいでより薬物に依存するようになる」
      といった悲惨な事態になる




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薬物依存症になった後は、
・人間の三大欲求に、それらの欲求と同等の強度の『薬物欲求』が常時プラスされたような状況になる
・禁断症状(アルコール・モルヒネ・コカイン・ニコチン等の慢性中毒にかかった者がこれらの摂取の中断によっておこす症状、動悸・疼痛・嘔吐・不眠・幻覚など)は心身に耐え難い苦痛をもたらすため、薬物を打たずにはいられなくなる
これらの理由により、もはや意志・根性で薬物の誘惑に耐えられる範囲を大幅に超えることになります。

 

 

 

 

2「薬物依存症になったことで、高確率で人生が破滅するようになる」

  • 薬物が原因の心身の深刻な不調のせいで、学校・企業などの組織で秩序だった行動を取れなくなる
  • 「麻薬を得る」「薬代を得る・稼ぐ」ために容易に犯罪行為(恐喝・窃盗・非合法な金儲けの手段など)に走るようになり、逮捕される

 




「社会への悪影響」の側面での、麻薬が規制される理由

1「薬物は人間を確実に堕落させ、しかも犯罪を誘発するから」

  • 薬物は人間を容易に依存症にさせ、社会生活を送ることを困難にさせてしまう
    (生産性が低下した人間が増えすぎると、社会の停滞を招く)
  • 薬物中毒者が薬代を得るために犯罪に走ることが多くなり、社会の混乱を招く危険性が高い
    • これらの事情により、人間社会において薬物は害悪の性質が強すぎるため、規制の対象になる




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2「薬物は「反社会勢力」を拡大させる原因になるから」

 

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