風邪を引くと、おかしな浮遊感を味わったり、熱のせいで全身に疲労感が出たりと、通常時とは違う独特の感覚におちいります。
風邪を引いた時に起こる異変について調査したので分かったことを解説します。
風邪を引いた時にありがちな異変
「もしかして風邪?」と嫌な予感を覚える。
体力満タンのはずなのに、ダメージで体力が減少している。
正確には、各種間接の痛み。
良くも悪くも、身体の調子が狂っている証拠。
人生が上手く行っていない人達が宗教にハマる理由が実感できる。
風邪の症状
- 発熱
- 頭痛
- せき
- 倦怠感
- 鼻汁の過分泌
- おう吐
- 下痢
- 食欲不振 など
「ウイルス感染によって上気道(鼻腔や咽頭等)が炎症性の疾病にかかった状態」
を指す。
風邪にかかると体が発熱する仕組みと、発熱の理由
- 風邪のウイルスが体内へ侵入する↓
- 体内の白血球・マクロファージがウイルスを攻撃し始め、それと同時に「サイトカイン」が分泌される↓
- サイトカインが血流に乗って脳(正確には血液脳関門の前)に到達する↓
- サイトカインが「メディエイタ」と呼ばれる情報伝達物質の産生を促進し、メディエイタが脳の視床下部へ情報を伝達する↓
- 視床下部の体温調節中枢が身体に発熱するように指令を出す。このことで、血管が収縮したり汗腺を閉じたりして、身体が熱を高めるようになる。
菌を貪食する作用がある白血球は、体温が1℃上昇すると、5~6倍の働きをすることが判っている。
体内に侵入してきたウイルスに対抗するために、防御反応として体温を上げ、そのことで白血球の活動を大幅に活性化させ、ウイルスを排除して身体を回復させる方向へと向かわせる。
本格的に風邪にかかったら、実は薬は飲まない方が良い
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市販の風邪薬は、熱を抑え、せきをおさえる作用があります。
しかし、上の項目で説明したように、体温の上昇は侵入したウイルスの排除に必要不可欠の現象なので、市販薬で熱を抑えてしまうと、かえって風邪の治りが妨害されてしまいます。
そのため、医師や薬剤師は、風邪にかかっても風邪薬を飲みたがりません。職務に支障をきたすほど風邪の症状が悪化したら、その症状を抑えるために仕方なく飲む、という程度です。
風邪を引いた時の最適な対処は、身体が熱を出し続けられるように、食べ物とドリンクで十分に栄養を摂った上で、風邪薬を飲まずにじっと眠り続けることです。
風邪の引き始めや、軽い症状の時などにとても役立つのが、漢方系の薬の「葛根湯(かっこんとう)」で、葛根湯は飲むと身体がぽかぽかと温まり、そのことでウイルスの排除作用が促進されます。
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普通の風邪薬のように、熱を抑えて完治を遅らせてしまうようなことは無いので、たいがいの風邪は葛根湯ですぐに治ってしまいます。
薬剤師に聞いた「家に常備しておきたい風邪薬ランキング」でも、葛根湯は常にTOP5にランクインするほど、効果が認められています。
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