日光を浴びることが引き金となって、人間の心身は健康になります。
日光による健康効果を調査したので、分かったことを報告します。
日光の健康効果のメインは「セロトニンの合成」
日光がトリガーとなってセロトニンの合成が開始される
- 朝日や日中の太陽光を浴びると、そのことがトリガーとなって神経伝達物質「セロトニン」が体内合成される
- 神経伝達物質「セロトニン」は、その人間に安心感と心の安定をもたらし、心を健康に保つために不可欠
- セロトニンは、快眠作用をもたらす「メラトニン」の合成材料になるので、セロトニンが順調に分泌されていると、夜にぐっすり眠れて健康になる
日光の健康効果は「ビタミンDの生成作用」も見逃せない
日光を浴びることによる「ビタミンDの生成作用」
- 日光に含まれている「紫外線」の刺激作用で、体内でビタミンDが合成されるようになる
- ビタミンDは「骨を丈夫にする作用がある」「うつ病の予防」「自己免疫疾患の予防」「歯周病の予防」など、数々の恩恵がある
神経伝達物質・セロトニンの合成が進むだけでなく、ビタミンDの体内合成も進むので、病気にかかりにくくなります。
以上の健康効果は、1日15分日光を浴びるだけで得られる
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以上で解説してきた日光の恩恵は、
「1日に約15分間、週3日のペースで日光を浴びるだけ」
で十分に得ることができます。
勉強や仕事の休憩時間に、外へ出て15分程度日光浴をしましょう。
日光に当たりすぎても、紫外線で肌が荒れたり、皮膚ガンの発症リスクを高めてしまうので、ほどほどに当たるのが重要です。
太陽光の光の強さ
- 晴天の日は10万ルクスに到達する
- 曇天でも5000から10000ルクス程度はある
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屋内の光の強さ
- 家庭内の照明器具では1000ルクスにもまずとどかない
- 照明が強いコンビニやデパートでも1300ルクス程度
健康効果が表れてくる光の強さは「2500ルクス」からだと言われています。
自然光が差し込む窓辺でも2500ルクス程度の明るさはあるので、そこでも日光の健康効果を得ることができます。
日光浴をしないことで発生する弊害
太陽光に当たらないと起こる弊害
- セロトニンの合成がうまく進まないせいで憂うつな気分になりやすくなる
- うつ病を発症しやすくなる
- 朝日による体内時計のリセット効果が得られないせいで、昼夜逆転生活になりやすくなる
太陽光に当たることが少ない職業の代表格である「プログラマー」は、うつ病の発症率が非常に高いと言われています。
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プログラマーは、屋内で長時間パソコンと向き合ってプログラミングをするので、太陽光によるセロトニンの合成や体内時計のリセット効果がとぼしく、精神に不調をきたすことが多くなります。
太陽光による恩恵の数々
太陽光の恩恵一覧
- 洗濯物や布団を干して、乾かすことができる
- 布団や座布団などの殺菌作用
- 農作物や、二酸化炭素を吸収して酸素を放出する草木が、光合成をして育つことができる
- 植物が繁殖することで、植物を食べて生きる草食動物と、肉食動物が繁殖することができる
- 太陽光が水分を蒸発させて雨雲になり、雨が降ってまた地上各地に水分を供給させるなど、自然環境を循環させる
- 太陽光発電を行うことができる
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