生活リズムが崩れて昼夜逆転生活を続けていたり、過大なストレスを受け続けているとかかりやすくなる「自律神経失調症」。
身体の、体温や発汗の調節機能が故障した状態の自律神経失調症について調査したので、分かったことを報告します。
自律神経失調症の症状
自律神経失調症の身体的な症状
- 頭痛
- 微熱
- 耳鳴り
- 味覚障害
- 冷や汗が出る
- 倦怠感
- 不眠
- めまい
- 手先など身体の一部が震える
- 血圧の急激な上下
自律神経失調症の精神的な症状
- 情緒不安定
- 鬱的な状態
- 被害妄想
- 不安感
- イライラ
- 焦燥感
- 人間不信
自律神経失調症の原因
- 生活リズムが大きく乱れている
- 最もよく見られる原因。昼夜逆転生活や、夜勤などで起床と入眠の時刻が不規則、など。
- 心身がストレスに弱い
- 気弱で不安性だったり、不安が強くなると吐く・下痢をする、など
- 過度なストレスを受けている
- 仕事でのストレス・人間関係のストレス・環境が急に変化したことでのストレス、など
- 女性ホルモンの分泌状況の変化
- 女性は年代によって、女性ホルモンの分泌状況が変化する
「自利神経失調症」と「自律神経」の関係
上の図が表すとおり、自律神経というシステムは「交感神経」と「副交感神経」の2つから成り立ち、交感神経は肉体の活動を促進させ、副交感神経は活動を抑えて休息状態へともっていく働きがあります。
「昼夜逆転」の生活を続けて、夜に起き、昼に眠っている生活を長期間続けると、本来なら昼に働く交感神経が夜に働くようになり、本来なら夜に働くはずの副交感神経が昼の睡眠中に働くようになります。
本来の人体の働き方からは逸脱した生活を続けているせいで、交感神経と副交感神経の働く時間帯が狂いだし、そのせいで自律神経の調子も狂い、「自律神経失調症」という症状が起こることになります。
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膨大なストレスで自律神経失調症に苦しむ人達の声
常に、微熱気味で、そのせいで集中力が低下している。
夜、眠るべき時間帯でも交感神経が興奮中だから全然寝付けない。
もはや拷問。
もはや拷問。
体中にじんましんが発生して恐い。
過敏性腸症候群になって、いつでもどこでも腹を下すようになる。
のどに灼熱感。
水を飲んでも飲んでものどの渇きは収まらない。
水を飲んでも飲んでものどの渇きは収まらない。
気温は暑いのに、自分だけは寒く感じている。感覚が狂っている証拠。
寒いのに汗が止まらず、もう体調がメチャクチャ。
ひんぱんにおう吐する。
常に動悸がして心臓の鼓動が早い。
絶対、どんどん寿命が縮んでいる。
絶対、どんどん寿命が縮んでいる。
おでこにニキビがびっしりできて、頭皮からも何かの液体が流れ続ける。
そのせいで薄毛になってしまった。
そのせいで薄毛になってしまった。
神経過敏になって、被害妄想を抱くようになったりする。
自利神経失調症のせいで精神が不安定になって、
うつ病とかパニック障害みたいな最悪的な二次障害を起こすことがある。
うつ病とかパニック障害みたいな最悪的な二次障害を起こすことがある。
「交感神経」と「副交感神経」の2つが、身体のほとんどの機能を調整している。
自利神経失調症は、この調整機能が壊れた状態だから、身体中に不調が出て、精神状態もおかしくなる。
自利神経失調症は、この調整機能が壊れた状態だから、身体中に不調が出て、精神状態もおかしくなる。
自律神経失調症の治療方法
自律神経失調症の治療には「健康的な生活」が最重要
- 朝に起床し、夜に眠るという、生物本来の正しい生活リズムを送る
- 1日3食をしっかりと摂る
- 朝に日光を浴びて、そのことで身体を目覚めさせる
- 軽度のジョギング・ウォーキングなどの運動をする
- 過労は避け、ストレス源からは離れる。ストレス負荷が高すぎる場合は転職も考慮するべき。
自律神経の働きを正常なものへと戻すことが、自律神経失調症の治療の根幹となります。
昼に活動して交感神経を活性化させ、夜はコーヒーなどの刺激物を避けてお風呂にゆっくり浸かって副交感神経を活性化させて身体を休息させる生活を1週間も続ければ、自律神経失調症の症状は大幅に改善されます。
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