入浴にはどんな健康効果があるのか?
お風呂の湯船に浸かることで得られる重大な健康効果を調査したので、分かったことを報告します。
入浴効果1「全身の血行が良くなる」
入浴による血行の改善効果
- 入浴をすると、全身の血行・リンパの流れが活発になり、入浴前よりも改善される
- 血行が改善されることで、身体中の老廃物や乳酸といった疲労物質の排出が進み、疲労が早く回復する
- 血行が改善されることで、「肩こり」「腰痛」「むくみ」「冷え性」といった血行の悪さが原因の症状が大幅に緩和されたり治ったりする
温かい湯船に浸かることで血行が改善し、疲労回復が進んだり、血行不良が原因の諸症状が治っていきます。
入浴効果2「精神のリラックス効果&安眠効果」
入浴によるリラックスと安眠効果
- 入浴をすることで、自律神経が、交感神経優位の状態から「副交感神経」優位の状態へと変化する
- 副交感神経が優位に働くようになることで、身体が休息モードへと切り替わり、ベッドで安眠できるようになる
- 水の中では、浮力により、体重が約1/9にまで体感で減るので、この浮遊感・解放感が大きなリラックス効果をもたらしてくれる
- リラックス効果により、昼間に受けたストレスが大幅に緩和され、良い気分で眠れるようになる
- 入浴後は体温がだんだん下がってくるので、そのことで眠気が生じ、ベッドで安眠できるようになる
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人体は、体温が下がると眠気を覚えるように出来ています。
入浴によって一時的に体温が急上昇し、その後に急下降するので、この体温の下降によってほどよい眠気が生じて安眠できるようになります。
入浴効果3「免疫力が上がる」
入浴による免疫力向上効果
- 入浴による熱刺激で「ヒートショックプロテイン」の体内産生が促進される
- ヒートショックプロテインは「細胞を修復する」「免疫細胞を強化する」「乳酸の産生を遅らせて疲労が蓄積しにくくなる」といった健康効果がある
熱いお湯による刺激でヒートショックプロテインの産生が進み、そのおかげで免疫力が高まったり、細胞の修復が進みます。
お風呂の温度による、身体への効果の違い
微温浴(37~39℃)の効果
このお湯の温度は、自律神経のうちの「副交感神経」を優位に働かせる効果があります。
「安眠がしたい」「リラックスしたい・ストレス解消したい」という目的の場合は、この微温浴の温度でお風呂に入りましょう。
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高温浴(42℃以上)の効果
このお湯の温度は、自律神経のうちの「交感神経」を優位に働かせる効果があります。
交感神経が活性化することで目が覚め、意識がはっきりするので、出勤前に頭をはっきりすっきりさせたい場合や、長時間の作業で集中力が途切れてきたので気分をリフレッシュさせるのに最適です。
お風呂に入らずシャワーだけで済ますと色々と危険
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シャワーだけで済ますと起こる危険なデメリット
- 湯船に浸かることによる安眠効果が得られないので、寝付きが悪くなったり眠りが浅くなりやすい
- 心のリラックス効果が得られないので、長期的にシャワーだけで済ますことで、だんだんメンタルが不調をきたすようになってくる
- 血行が悪化しやすく、肩こり・腰痛・冷え性などに悩まされる
- シャワーでは毛穴の奥にたまった老廃物を除去できないので、老廃物が原因の体臭がキツくなってしまう
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