ハゲる習慣…ハゲの原因とは何なのか?
ハゲが促進される危険な生活習慣を調査したので、分かったことを報告します。
ハゲになる生活習慣1「睡眠不足」
昼夜逆転のような生活で、髪を育成させる成長ホルモン(hGH)が最も分泌される22時~2時の間に入眠していないと、ホルモン分泌のチャンスを逃すことになり、髪の生育がとどこおる
- 成長ホルモンが最も分泌される22時~2時の間には、必ず眠っているようにスケジュール調整をする
- パソコンのディスプレイやスマートフォンの画面から発せられる「ブルーライト」は、睡眠を促すホルモン「メラトニン」の分泌を抑制してしまう
- 入眠1時間前には、パソコンやスマホには触れないようにすること
- 眠る数時間前には「飲食」を避けること
- 飲食をするとインスリンが分泌され、インスリンは成長ホルモンの分泌を阻害してしまう
ハゲになる生活習慣2「ストレス」
- 強いストレスを受けると「交感神経」が活性化して頭皮の毛細血管が収縮し、血行が悪化して、頭皮の毛母細胞に血液からの栄養が行き届かなくなり、髪の育成が阻害される
- 強いストレスによって身体が緊張状態となり、頭皮も固く緊張してしまうので、抜け毛が促進される
- 強いストレスによって「交感神経」が優位な状態になると、身体が興奮状態になって夜に寝付けなくなり、育毛に必要な成長ホルモンが分泌されにくくなる
- 強いストレスによって、老化を促進する「活性酸素」が多く発生する。活性酸素を除去するためのスーパー・オキシド・ジスムターゼという酵素を合成する際に「亜鉛」が多く消費され、そのせいで髪の育成に必要な亜鉛が足りなくなってしまう。
- 強いストレスによって自律神経の働きが異常化すると、内臓の働きが低下し、髪の育成に必要なタンパク質・亜鉛・ビタミンといった栄養素の吸収率が下がる
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ストレスフルな環境にいたり、ストレスフルな職業に就いているとハゲやすくなる、と昔から各方面で言われ続けています。
ストレスのせいで交感神経が優位な状態となり、その状態によって睡眠不足や頭皮の血管の収縮など、ハゲが進行する原因が一挙に発生してしまいます。
思っている以上にストレスは頭髪にとって危険なので、日頃からストレスを溜め込まないように注意しましょう。
ハゲになる生活習慣3「お酒の飲み過ぎ」
- お酒を飲み過ぎると「アセトアルデヒド」が体内で過度に増え、アセトアルデヒドが血液中に入り込むとDHT(デヒドロテストステロン)がホルモンが増加する。DHTは髪の成長を止めて、しかも脱毛を促進してしまう。
- お酒を飲み過ぎると「肝臓」が大きなダメージを受け、傷ついた肝臓の修復のためにタンパク質ほか各種栄養素が肝臓へ回され、髪が育成されなくなる
- お酒を飲み過ぎるとアルコールの分解に「アミノ酸」が消費されるので、髪の育成に必要なアミノ酸が不足するようになる
- お酒を飲み過ぎると「糖分の過剰摂取」となり、血液がドロドロ状態になって血行不順になり毛母細胞に栄養素が行き届かなくなる
過度の飲酒には育毛についての害が多いのですが、その中でも特に、DHT(デヒドロテストステロン)が増加することが非常に危険です。
DHTは「髪の育成を止める&脱毛を促進する」という二重に薄毛を加速させる凶悪効果があるので、育毛中は飲酒を控えるべきです。
ハゲになる生活習慣4「栄養(主にタンパク質)不足」
- 毛髪の約9割の成分である「ケラチン」というタンパク質は、18種類のアミノ酸・必須アミノ酸から成り、その中の「メチオニン」という必須アミノ酸は体内合成ができないので食事で摂取するしかない。偏った食生活を送っているとメチオニンを摂取できずにケラチンが合成できなくなる。
- アミノ酸同士を組み合わせて「ケラチン」のタンパク質を合成するには「亜鉛」が必要となる。偏った食生活を送っていると亜鉛を摂取できずにケラチンが合成できなくなる。
- 「ビタミンB6」は亜鉛の働きをサポートし、ケラチンを合成するため重要な栄養素。偏った食生活を送っているとビタミンB6を摂取できずにケラチンが合成できなくなる。
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髪の育成には、「タンパク質」の十分な摂取が極めて重要です。
普段から、肉・魚・卵といったタンパク質が豊富な食品を食べることを意識しましょう。
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「ケラチン」を合成させるために必要な必須アミノ酸・メチオニンは、肉・魚・卵・レバー・牛乳・大豆といった食品に豊富に含まれています。
また、髪の育成のカギとなる「亜鉛」は、食品には微量しか含まれていないので、亜鉛専用のサプリメントや亜鉛を含む総合サプリメントを飲むのがおすすめです。
↓の総合サプリメントは、亜鉛を十分に含み、髪の合成に必要なビタミンB6も十分に含まれているので、コレがあれは他は要らないといっても過言ではありません。
ハゲになる生活習慣5「紫外線」
- 髪の毛の表層のキューティクルが紫外線を浴び続けると、水分や油分が抜けて枝毛・切れ毛を引き起こす
- 紫外線が髪の毛を通り越して頭皮に照射されると、毛母細胞が傷つき、髪の毛が育成しにくくなる
- 頭皮が紫外線でダメージを受けたことで「皮脂」が過剰分泌され、皮脂が酸化することで毛穴に強い刺激が加わり、抜け毛が起こりやすくなる
快晴で、いつもより紫外線が多く降り注ぐ日には、帽子をかぶるなどして、髪と頭皮に直射日光を受けないようにしましょう。
ハゲになる生活習慣6「他にもまだあるハゲる習慣」
- 「喫煙」(「ニコチン」が毛細血管を収縮させ、そのせいで頭皮への血流量が減り、髪が育たなくなる)
- 「運動不足」(血行が悪化したり、ストレスが蓄積されることで、薄毛が進行しやすくなる)
- 「髪の洗いすぎ」(「シャンプー」で髪を洗いすぎると、必要な皮脂が洗い流されたり頭皮が指の爪で傷つきやすくなる)
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