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脳疲労…情報過多のせいで脳が不調になる症状と、回復方法

 

勉強やデスクワークのしすぎで脳が疲労し、作業効率が大きく低下する「脳疲労」という症状と原因と回復方法について調査したので分かったことを報告します。

 

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脳疲労が起きている時の、心身の症状

 

 

1「明らかに、普段よりも集中力・思考力が低下している」

  • 作業に集中できる時間が、普段よりも明らかに短い
  • 作業中にすぐに気が散って、スマートフォンをいじったり漫画を読んだりしてしまうせいで、作業効率が明確に低下している
  • クリアな思考が失われていて、考えが上手くまとまらない
  • 判断力が低下し、即断即決ができないようになる
  • 物忘れが多くなる

 

 

 

2「作業を妨害するタイプの感覚が起こるようになる」

  • 「その作業に、飽きた」という感覚
  • 「その作業が、非常につまらない」という感覚
  • 強い眠気に襲われ、思考と身体の活力が失われていく

 

 

 

3「マイナスの感情が、なぜか普段よりも多く噴出する」

  • 不安感
  • これから先について、希望が感じられなくなる
  • 気分が落ち込むこと
  • イライラ感
  • 「自分は、価値が無い人間だ」という、根拠の無い感覚・思い

 

 

 

4「睡眠について、異常が起こる」

  • 寝付きが悪い
  • 夜中に、勝手に目覚めてしまうことが多い
  • 朝、十分な睡眠時間を取ったはずなのに、頭が重い感じがしたり、身体が疲れている感じがする

 

 

 

5「その他、身体の異変」

  • 便秘気味になる
  • 食事を、美味しいとは感じられなくなる(味覚が鈍麻する)
  • 食欲が亢進され、やけにお腹が空く

 




脳疲労が起こる仕組みと、脳疲労の原因となる行動

 

脳疲労が起こる仕組み

人間の脳が受け取る情報が、情報過多状態になっているせいで脳に不調が起き、結果として脳疲労が起こります。

 

「脳疲労」が起こる流れ

  1. 脳の「大脳新皮質(外界から取得した情報の処理や、判断や推理や言語理解などの知的機能を果たす)」が、
    その人間が情報を取り込みすぎているせいで、情報処理が手一杯の状態になる↓
  2. 普段は大脳新皮質が上手く制御している、「大脳辺縁系(三大欲求の本能や、怒りや喜びといった情動を司っている)」を、上手くコントロールできなくなる↓
  3. 「大脳新皮質」「大脳辺縁系」の2つと連携している「間脳(自律神経系と食欲中枢を司っている)」が、
    「大脳新皮質」「大脳辺縁系」の両方が不調をきたしていることの悪影響を受けて、間脳も不調になるようになる

 

 

「脳疲労」が起こる流れの、1の段階で起きる異変

大脳新皮質が不調になったことで、集中力や判断力が低下したり、思考の速度が低下するようになります。

 




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「脳疲労」が起こる流れの、2の段階で起きる異変

大脳辺縁系が不調になったことで、不安感に代表されるネガティブな感情が生じやすくなります。

 

「脳疲労」が起こる流れの、3の段階で起きる異変

間脳が不調になったことで、自律神経や食欲に異変が生じ、便秘や多汗、食欲不振または食欲亢進が起こるようになります。

 

 

 

デスクワーカー(PCで文書を作成したり、机に向かって事務の仕事をしている人)が脳疲労を顕著に感じるシーンは、




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『普段の倍近くの仕事量を頑張ってこなした日の、その翌日』

です。

翌日の仕事では、集中力がいちじるしく低下していて、そのせいで仕事の能率が劇的に低下するので、自身が脳疲労状態にあることをはっきりと感じ取ることができます。

 

 

 

 

脳疲労の原因となる行動

  • 勉強やデスクワークを過度にしすぎるせいで、脳を酷使した
  • 無目的にスマートフォンやPCでネットを閲覧し続け、情報を取り込みすぎている
  • 睡眠時間が短いせいで、脳が疲労状態から回復しきっていない

 

 




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現代社会で、特に脳疲労を引き起こしやすい行動の1つに、

「眠る前の1時間~数時間ほど、スマートフォンをいじってネットを見る」

というものが挙げられます。

上記の行為によって情報過多状態になり、脳疲労状態になりやすいと各方面で言われ続けています。

眠る1時間前には、スマートフォンもPCにもできる限り触らないようにしましょう。

 

脳のエネルギーを激しく消費するので、避けたい行動

 

以下で解説する行動は、いずれも脳のエネルギーを激しく消費するものであり、これらの行動は脳疲労を起こしたり、現在起きている脳疲労を加速させます。

 

 

「ネガティブな感情に心が支配されること」

  • 怒り
  • 後悔
  • 不安などを原因にして、悩むこと
  • 嫉妬
  • 憎悪
  • うらみ
    などが、脳のエネルギーを激しく浪費させるネガティブ感情の代表

上記のネガティブな感情に支配されている状況は、それらの感情を生み出している脳の「扁桃体(情動反応の処理と、記憶の調節を司る脳の部位)」が過剰に働いていることを意味します。




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扁桃体の過剰反応状態を抑制するために、大脳皮質の前頭葉が強く働くようになり、

この前頭葉の強い働きが脳のエネルギーをいちじるしく消費するとされています。

「怒り」「後悔」「悩む」「妬む」「恨む」といった負の感情は脳のエネルギーをどんどん浪費させ、脳の機能パフォーマンスをいちじるしく低下させると、各方面で指摘されています。

これらの負の感情をなるべく起こさないように工夫して生活すると、脳を非常に良いコンディションに保つことができます。

 

 

 

「選択を経て、決断すること」

複数の選択肢の中からどれか1つを決断することは、脳のエネルギーをいちじるしく消費します。

この「脳の、決断疲れ」を避けるためには、

「ランチは500円以内」「食材は300円以内で迷ったら一番高いものを買う」など、決断を減らすためのルール作りをあらかじめしておいて、そのルールに素直に従うことが非常に効果的です。

 

 

 

「マルチタスク」

  • 目の前の課題にのみ集中している時:「セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク(Central Executive Network、中央実行ネットワーク)」と名付けられている脳回路が働く
  • テレビ番組を見ながら勉強、のようなマルチタスク時:「デフォルトモード・ネットワーク(Default Mode Network)」と名付けられている脳回路が働き、
    デフォルトモード・ネットワークは脳でのエネルギー効率が非常に悪いことで知られている

「デフォルトモード・ネットワーク」は、人間が特定の対象に注意を払わずにぼーっとしている状態で主に働くと言われています。

ながら勉強・ながら仕事のようなマルチタスクでは、脳がぼーっとしている状態で課題に取り組むことになってしまうため、

必然的に能率が大きく低下し、脳のエネルギーも浪費し続けることになります。

 




脳疲労を回復させる方法

 

回復させる方法




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  • いったん作業を中断し、小休止を取る
  • 休憩のための昼寝をする
  • 散歩やストレッチのような軽い運動をして、脳の血流量を増大させる
  • 目や首や肩を、蒸しタオルなどで温める
  • 「チョコレート」「ラムネのような、ブドウ糖を含む甘い食べ物」などを意識的に食べる

 

脳疲労を回復させる方法の詳細は、当ブログでの専用ページ↓をご覧下さい。

 

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